金属腐食の基礎と原因究明・防食技術のポイント <オンラインセミナー>
~ 金属材料と腐食の関係、乾食と湿食、電気化学反応の基礎、アノードとカソード、局部腐食のメカニズムと腐食事例・対策 ~
・講師の実務経験に基づく体系的な講義を通し、実環境で生じる局部腐食の原因究明とその対策に活かすための講座!
・金属腐食の原理と本質を理解したうえで、具体的な腐食事例と防食技術を修得し、局部腐食の効果的な対策に活かそう!
・基礎事項から、図を用いて視覚的に理解できる講義ですので、初学者の方も歓迎です!
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講師の言葉
腐食による損失は国内総生産の4~7%にのぼることが知られています。また、腐食による問題は広く遍在し、多くの人を悩ませています。金属の腐食機構の基本は現在確立されているが、腐食による問題はあとをたちません。これは腐食に対する知識が十分に流布されていない、現象が複雑で理解しにくい、多くの学問分野が関与している、などに様々な原因があります。
金属の防食対策を検討するためには、どのような形態で腐食が生じているか理解し、その上でどのような対策を行うか検討する必要があります。
本セミナーでは腐食のしくみから実環境で生じる局部腐食とその対策について体系的にまとめ、解説を行います。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2025年01月24日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・金属の腐食(特に局部腐食)を対象とする、業界は問わない
(自動車、機械、電子機器、設備、装置、建造物、他) |
予備知識 |
・高卒程度の物理・化学(理論化学・無機化学) |
修得知識 |
・腐食に対する認識が変わり、設計、品質管理、メンテナンスや検査技術への意識が高まる
・原因究明とその対策について体系的に検討できる
・腐食に関する書籍等の理解が深まる |
プログラム |
1.金属材料と腐食の関わり
(1).金属材料の有用性と問題点(腐食)
(2).腐食は避けられるのか
・腐食現象とは、腐食反応のイメージ
(3).腐食速度の特徴
2.湿食と乾食:腐食反応の本質
(1).乾食
(2).湿食
a.金属材料の表面状態
b.不動態
3.湿食とそのしくみ
(1).電気化学反応の理解
(2).アノードとカソード
(3).電気化学反応と腐食反応への適用
(4).全面腐食と局部腐食
(5).局部腐食の要因分類
4.局部腐食のメカニズムと腐食事例、対策
(1).応力腐食割れとその対策
(2).粒界腐食とその対策
(3).通気差電池作用とその対策
(4).酸塩基電池作用とその対策
(5).異種接触金属腐食と犠牲アノード法による電気防食
(6).迷走電流腐食と外部電源法による電気防食
5.まとめ
・防食法の系統的考え方
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キーワード |
不動態 湿食 電気化学反応 アノード カソード 腐食反応 局部腐食 応力腐食割 異種接触金属腐食 金属材料 |
タグ |
表面処理・めっき、腐食・防食 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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