自己治癒材料技術の基礎とメカニズムおよび応用とそのポイント <オンラインセミナー>

~ 自己治癒材料設計に必要となる材料力学や組織設計、化学反応および用途による自己治癒材料の分類、自己治癒材料の構造と残寿命評価法、自己治癒材料の品質保証と国際標準 ~

・製品の寿命を延ばし、メンテナンスの劇的な効率化を実現することが期待されている自己治癒材料のメカニズムと最新技術を先取りし、製品開発へ応用するための講座
・損傷が生じても自ら回復する自己治癒材料設計に必要となる材料力学や組織設計などの基礎から応用のポイントや最新技術まで修得し、製品開発に応用しよう!
・セラミックス、ガラス、金属、ポリマー、エラストマーなどの自己治癒材料の実用化が進み、応用が一段と期待されています。

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講師の言葉

 自己治癒材料が注目されるようになり、20年が経過しました。これまでに多くの研究者の努力により。様々な自己治癒材料が開発され、そのいくつかは実用化され始めました。自己治癒機能は、生物など天然の物質であれば当たり前に備えている機能であり、それがロバスト性を大幅に高めています。その反面、人工材料に自己治癒機能を付与することは簡単ではなく、様々な知見の集積が必要です。本講義では、自己治癒材料設計に必要となる材料力学や組織設計などの基礎から講義し、自己治癒材料のポテンシャルだけでなくリスクを理解できるような基礎をかためつつ、最新の自己治癒材料研究事例まで紹介します。
 さらに、近年はカーボンニュートラルの提唱により、自己治癒機能に対する社会ニーズも大きく変化してきています。このニーズに対応するための新たな取り組みについても紹介していきます。

本講座は、10月8日から日程が変更になりました

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月12日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・製造業における材料関連の技術者の方
・自動車、輸送機、航空宇宙機、複合材料、構造物、医療機器、コンクリートほか関連部門の技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・自己治癒材料の基礎とメカニズムおよび応用や評価方法
・複合材料の評価に必要となる材料力学、材料工学の基礎や高温での化学反応論
プログラム

1.自己治癒材料の意義
  (1).自己治癒材料の応用先
    ・高分子材料、コーティング材料、複合材料、金属材料、セラミック材料、コンクリート
  (2).自己治癒材料の普及予測
  (3).新しい自己治癒材料技術に対する社会ニーズ

2.自己治癒材料の種類と分類
  (1).自己治癒材料の定義、歴史
  (2).化学反応による自己治癒材料の分類
  (3).用途による自己治癒材料の分類

3.自己治癒材料の構造とメカニズム
  (1).生体模倣材料
  (2).材料の階層構造
  (3).不均質材としての材料力学
  (4).材料構造からみた自己治癒材料の分類

4.自己治癒材料の評価方法
  (1).自己治癒による機能回復率の評価手法
  (2).自己治癒材料の残寿命評価法
  (3).自己治癒材料の品質保証と国際標準

5.自己治癒材料の応用と将来展望
  (1).タービン、次世代航空機材料、その他製品への応用
  (2).応用にあたってのポイントと注意点
  (3).自己治癒材料の最新技術

キーワード 自己治癒材料 生体模倣材料 階層構造 材料力学 残寿命評価法 品質保証 国際標準
タグ ガラスプラスチック金属材料材料表面改質複合素材
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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