人工・合成皮革、ポリウレタン樹脂の基礎と触感表現のための表面加工法および高機能化技術 <オンラインセミナー>

~ 天然皮革と人工皮革、合成皮革の違いと特徴、ポリウレタン樹脂の構成と特徴、触感表現のための表面加工方法と表面処理剤、高耐久性合成皮革と高機能化技術 ~

・ポリウレタン樹脂の組成と物性、触感表現のための表面処理技術や最新のポリウレタン樹脂の応用技術を修得し、製品開発に応用するための講座

・軽量で高耐水性の高い人工・合成皮革、ポリウレタン樹脂の基礎と手触りの良い加工技術を学び、高性能な製品開発に活かそう!

講師の言葉

 人工・合成皮革は、衣料・靴・カバン等のファッション素材や、家具・車両を含めたインテリア素材として広く用いられています。本講演では、「人工皮革・合成皮革とは?」からはじまり、人工皮革と合成皮革などの構造上の違いと、それらに使われるポリウレタン樹脂の組成、物性について、従来型と環境対応型を比較しながら解説すると共に、最近の環境対応合成皮革やヴィーガンレザーと呼ばれるものについても解説します。さらには、人工・合成皮革への触感表現のための表面加工方法と表面処理剤、その数値化について具体例を示した上で、バイオマス原料を使用したポリウレタン樹脂による非フッ素系汚染防止処理剤など、最新の高機能化ポリウレタン樹脂による研究例についても複数解説します。

本セミナーは対面形式からオンラインセミナーに変更いたしました。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年10月17日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・車両のシートの他 ( アウトドア用具、家具、スポーツウェア、靴、カバン等 ) 人工・合成皮革を製品開発に応用したい方
予備知識 ・特に予備知識は必要ありませんが、高校卒業レベルの化学の知識があると理解しやすい
修得知識 ・人工皮革・合成皮革の基礎
・サステナブル素材を使用した合成皮革、ヴィーガンレザー と呼ばれるものやバイオマス原料を使用した非フッ素系汚染防止処理剤など、最新のポリウレタン樹脂の応用例
プログラム

1. 人工皮革、合成皮革、PVC を用いたレザーの特性と環境対応型との違い

(1).人工皮革と天然皮革との違い

(2).人工皮革

a.人工皮革とは

b.従来型人工皮革の製造方法とその構成

c.環境対応型 人工皮革の製造方法

(3).合成皮革

a.合成皮革とは

b.従来型合成皮革の製造方法とその構成

c.環境対応型 無溶剤乾式発泡合成皮革

(4).塩ビ(PVC)を用いたレザー

a.塩ビ(PVC)を用いたレザーとは

b.塩ビ(PVC)を用いたレザーの用途と構成

 

2. サステナブル素材を使用した合成皮革とレザーと呼ばれるもの

(1).サステナブル素材を使用した合成皮革とは

(2).ポリウレタン樹脂のバイオマス原料とは

(3).ヴィーガンレザーと呼ばれるものとは

 

3. ポリウレタン樹脂の構成と特徴

(1).ポリウレタン樹脂

a.ポリウレタン樹脂の構造と構成成分

b.ポリオールとジイソシアネートの特性

c.ポリオールによる一般的性能と特徴

(2).環境対応型ポリウレタン樹脂

a.環境対応型水系ポリウレタン樹脂の合成例

b.水系・溶剤系ポリウレタン樹脂の長所と短所

 

4. 触感表現のための表面加工方法と表面処理剤

(1).触感表現のための表面加工方法

(2).表面処理剤

 

5. 触感表現数値化と具体例

(1).年齢別触感評価

(2).表面摩擦特性の測定

 

6. Tg の異なるPU 樹脂を使用した高耐久性合成皮革と高機能化

(1).シボ付け加工適性の検討

(2).非フッ素系汚染防止表面処理剤の検討

(3).非フッ素系車両用汚染防止表面処理剤の検討

 

キーワード 人工皮革 合成皮革 PVC レザー サステナブル ヴィーガン ポリウレタン樹脂 表面処理剤 表面加工方法 表面処理剤 触感表現数値化 高耐久性合成皮革
タグ 研究開発商品開発樹脂・フィルム表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日