ROS2の基礎と自律移動システム開発および実機への応用 ~1人1台PC & 実機演習付~【弊社研修室】
~ ROS2の基礎とソフトウェアへの応用、Turtlebot3によるプログラミング実装、ナビゲーションシステムへの実装、ROSで担う機能とROS以外で担う必要のある機能 ~
・ROS2を活用した自律移動システム開発技術からテスト簡素化のためのUnityとの連携技術までを修得し、実機に応用するための講座
・ROS2による自律移動システムの構築から商用利用のために注意すべきポイントまでを修得し、システム開発に応用しよう!
・ロボットの位置やROSのコア機能を活用した移動経路を示す機能の使い方を1人1台のロボットを実際に動かす実習で修得できます!
※PCおよび機材は弊社で用意致します
講師の言葉
近年、ROSの後継として開発されているROS2が注目されています。
ROSに比べてソフトウェアの信頼性が高まっていることにより、産業分野での活用が期待されています。
本セミナーでは、ROS2の特徴やROSとROS2の違い、サンプルプログラムによる基本的な使い方の説明、Turtlebot3 Burgerを使用したナビゲーションプログラムの実習を通して、ROS2への基礎的な理解から実機適用までの流れを学んでいただくことを目的としています。
またROSを商用ロボット開発に利用する際のノウハウについてもROSを用いた商用ロボットの開発経験がある講師がその経験に基づいて意識すべき大切な考え方や失敗しないために気を付けるべきことなど、参考書には書かれていない生の声をお話しします。最後に実機テストの簡素化が期待出来るROS2とUnityを連携させたシミュレーションモデルの動作について解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年12月19日(木) 10:30 ~ 17:30
- 2024年12月20日(金) 9:30 ~ 16:30
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開催場所 |
日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー |
PC実習付きセミナー、ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 |
・ROS2について体系的に学びたい方
・自律移動の経路やナビゲーションシステムを構築されたい方
・Turtlebot3で実際の操作やナビゲーションプログラムを修得されたい方
・自動車、家電、システム、画像、ソフトウェア、その他関連企業の方 |
予備知識 |
・Linuxの基礎知識
・何かしらのプログラミングの経験 |
修得知識 |
・ROS2を実機に適用するためのポイントを修得することができる
・ロボットの位置や移動経路を示すナビゲーション機能の使い方を修得できる
・商用利用を考慮したROSの位置付けを修得することができる |
プログラム |
1.ROS2の概要
(1).ROS2の基礎
(2).ROSからの変化点
a.通信プロトコルの概要
b.リアルタイム制御への対応
c.ニーズに応じた通信プロトコルの選択
d.利用可能なOSについて
e.組込みシステムでの利用
f.QoS、セキュリティについて
2.ROS2のインストール
(1).インストール環境について
(2).パッケージのビルド・動作について
3.簡単なROS2プログラムの作成<演習>
(1).ワークスペースの作成・パッケージの作成
a.ワークスペースの作成
b.パッケージの作成
c.トピック通信の実装
(2).コードの作成
(3).プログラムの実行
4.ROS2ナビゲーションの概要
(1).ROS2ナビゲーションで使用する基本機能
(2).Navigation2について
a.システム概要
b.各機能部について
5.Turtlebot3 Burgerの概要について
(1).ソフトウェア仕様、特徴
(2).ハードウエア仕様、特徴
6.Turtlebot3 Burgerのセットアップ<演習>
(1).セットアップ概要
(2).操作側PCのセットアップ
(3).Turtlebot3本体のOSセットアップ
(4).Turtlebot3ドライバ基板のセットアップ
(5).Turtlebot3起動プログラムの実行
7.Turtlebot3 Burgerを使用したROS2ナビゲーションの実施<演習>
(1).Turtlebot3へのナビゲーションパッケージの適用
(2).手動動作、Map作成
(3).ナビゲーションによる自律移動
8.SLAM、Navigationのプログラム詳細について
(1).Turtlebot3のSLAMプログラムの詳細について
a.内部処理について
b.設定パラメータについて
(2).Turtlebot3のNavigationプログラムの詳細について
a.内部処理について
b.設定パラメータについて
9.商用利用を考慮したROS活用について
(1)商用ロボットに必要なこと
a.要求仕様実現のためのコア機能について
b.保護機能、周辺機能について
c.安全機能について
d.異常処理機能について
(2)商用ロボット開発におけるROSの活用方針
a.ROSの良いところ
b.ROSに足りないところ
10.実用ナビゲーションロボットへのROS活用について
(1).概要
(2).ROSで担う機能について
a.地図を作成する機能
b.位置、姿勢を検知する機能
(3).ROS以外で担う機能について
a.トラブルが生じたときのリカバリ機能
b.ユーザーの安全を守るための機能
11.Unityを用いたシミュレーションモデルの動作<デモ>
(1).シミュレーションモデルの準備
(2).シミュレーション環境の構築
(3).シミュレーションの実行
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キーワード |
ROS ROS2 リアルタイム ロボット システム 画像 トピック サービス 通信 組込み ソフトウェア ネットワーク 通信ノード シミュレーション Turtlebot3 |
タグ |
SLAM・自己位置推定、組み込みソフト、ロボット |
受講料 |
一般 (1名):132,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):126,500円(税込)
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会場 |
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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