わかりやすい金属材料、材料力学の基礎と塑性加工、疲労破壊対策への応用とそのポイント <オンラインセミナー>
~ 金属材料の基礎、材料力学の内力と外力、荷重、応力、ひずみ、塑性変形の利点・欠点、変形と破壊の違い ~
・機械設計者に必須となっている金属材料や材料力学を基礎から破壊の対策までを修得し、信頼性の高い製品設計に活かすための講座
・企業経験のある講師が実務に携わるエンジニアの方対象に金属材料・材料力学・塑性加工・材料強度の理論のみならず、実践的にどのように現場の課題を解決したら良いのかを教授する特別セミナー!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
金属材料・材料力学・塑性加工・材料強度は機械製品の製造技術者にとって必須の学問です。材料は応力が高いと痛がります。痛いところを知って初めて治療ができます。人間と同じです。材料力学の特徴は簡単な仮定と手計算で材料に作用するおおよその応力と変形を予測できる点です。今はコンピュータが数値を出しますが、「その値は正しい値か? 一桁間違っていないか? 」を筆算で確認できるありがたい道具です。
皆さんは学生時代に力学の教育を受けましたが、その教育は実際に設計やものづくりを経験していない先生方が教えますので、今ひとつ皆さんに「わかった!」との感覚になりません。ここでは基礎に戻ってわかるまで説明いたします。企業経験のある講師が実務に携わるエンジニアに役に立つ「材料力学」「材料強度学」をやり直します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年10月03日(木) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・「金属材料や材料力学や材料強度をもう一度やり直して勉強したい、会社に入って初めて材料・力学の大切さを痛感した、その根本を整理して学びたい」と真剣に感じている研究者・現場エンジニアの方
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予備知識 |
・高校程度の物理・数学の知識があれば理解が深まります |
修得知識 |
・金属材料・材料力学・塑性加工・材料強度の理論のみならず、実践的にどのように課題を解くかが習得できます |
プログラム |
1.金属材料の基礎
(1).日本刀の優れている秘密
(2).金属の基本:転位
(3).金属の王なる哉:鐵
(4).焼き入れと焼き戻し、各種熱処理、その違いについて
(5).鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、貴金属の違い
2.材料力学と塑性加工への応用
(1).弾性の性質
(2).材料力学の内力と外力
(3).荷重とは、応力とは、ひずみとは
(4).スカラー、ベクトル、テンソル
(5).モールの応力円 モールの応力円と破損、破壊条件の関係
(6).塑性変形の利点・欠点
(7).有限要素法
3.破壊の実際と対策のポイント
(1).剛性
(2).強度と靱性 (強度も靱性も強い材料 日本刀はなぜ強靱なのか)
a.弾性係数・ポアソン比・比弾性率・比強度
b.降伏応力
c.温度上昇と軟化
(3).金属疲労 (もんじゅの事故、御巣鷹山の日本航空機事故 ドイツの新幹線事故・・・)
a.疲労の起点・進行
b.降伏応力と疲労強度の関係
c.疲労限度と引張強さ
d.硬さと疲労限界の関係
(4).変形と破壊の違い (タイタニック号はなぜ沈没したのか)
・材料起因による延性・脆性破壊
(5).強度・信頼・安全設計の考え方とその応用 (脱輪事故はどうして起こる)
・材料力学の強度設計
・加工時の脆化と応力集中に伴う脆性破壊
・応力状態起因による延性・脆性破壊
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キーワード |
金属材料 転位 鐵 焼き入れ 焼き戻し 熱処理 材料力学 弾性 塑性加工 応力 ひずみ スカラー ベクトル テンソル モール 剛性 金属疲労
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タグ |
金属、金属加工、金属材料、成形加工、疲労 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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