多品種・少量・短納期生産に必要な生産管理の基礎と実践ポイント【弊社研修室】

~ 多品種・少量、短納期の生産管理、在庫管理・在庫最適化と実現するためのSCM、需要予測とMRPの応用 ~

・多品種・少量・短納期に対応するための生産管理方法や生産の判断に必要な基準を修得し、実務に応用するための講座
・多品種少量生産における生産管理体制のポイントを実践的に修得し、短納期で対応可能な効果的な生産管理に応用しよう!

講師の言葉

・せっかく注文を取ってきても、製造は納期も答えてくれない
・もう、パンパンなのに、営業は無理な納期で注文を取ってくる
・要求される納期は、あり得ないくらい短くなっている
・在庫が増えているけど、必要なものは間に合わない
・どんな要求がいつ来るかもわからない
・生産管理の対応も限界を超えている
・生産管理が属人化して、働き方改革どころではない
こんなお悩みをお持ちの製造業様向けに、多品種・少量・短納期に対応するための、管理方法や体制の作り方と、成功事例をご紹介します。生産計画の最適化だけでは、解決できません。そもそも多品種少量・短納期化が必要ない状況もありますので、その判断材料について解説いたします。
生産管理の基礎を学びたい方にもご理解いただけるように、生産管理の基本手法から紐解いて解説いたします。システム化をご検討されている方は、要件定義のポイントや、システム選定の方針が明確になると思います。
最後に、システム化も含めた生産管理改革プロジェクトを失敗させずに、成功に導くための重要なポイントについて解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年11月26日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・既設計の部品・製品を製造している企業の方
※個別受注生産の方は対象外です
・受注生産、見込み生産もしくは、それらの混合で、下記のような悩みをお持ちの方
・生産管理・SCM に問題を感じているが、糸口が見つけられない方
・上層部、管理職などの同意を得られずに、悔しい思いをされている方
・自社のやり方が、良いのか悪いのか、世間はもっと進んでいるのではないかと、心配な方
・引き継いだ Excelで、生産管理を担当しているが、本当に理に適っているのか確認したい方
・ERP、MRP、スケジューラーやAPS などの違いや位置づけを修得したい方
・システムの導入も視野に入れているが、最適なものがわからない方
・自動車、機械、家電、航空、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・自社内の生産管理、サプライチェーン・マネジメントについての理解
 ※どこに問題がありそうか、現在の考えを予めまとめておいてください
修得知識 ・在庫理論、需要予測、所要量計算、山積み・山崩し、大日程・日程計画などの生産管理の基礎技術
・そのうえで、短納期に対応するための、管理方法と体制の作り方の基本的な考え方
・PDCA管理の限界と、限界を突破するための管理手法
・生産管理改革プロジェクト(DX)を成功に導くポイント
プログラム

1.なぜ、多品種・少量、短納期に対応しなければならないのか
  (1).市場の成長と環境の変化
  (2).部署間対立や混乱の原因と対策
    a.市場環境面
    b.生産管理面
  (2).多品種・少量、短納期化が必要ない状況
  (3).生産管理方式が、計画生産である場合の意識
  (4).SCM 2つの指向
    a.顧客価値向上
    b.コスト削減

2.生産管理業務の基礎
 (1).在庫管理・在庫最適化
   ~在庫最適化が適正であるか判断するために~
    a.在庫の理解:発生原因による在庫の分類
    b.安全在庫の基本ロジック(リードタイムとの関係)
    c.なぜ正規分布を使うのか? 正規分布を使ってはいけない場合は?
    d.代表的な安全在庫管理(発注点方式、定期発注方式、カンバン)
    e.~演習~ 安全在庫と発注点の算出
    f.在庫を持つべき品目の選定(abc分析とRFM分析)
 (2).需要予測の基本的な考え方
    a.需要予測2つのタイプ
    b.需要の分類
    d.前期実績と移動平均法
    e.自己回帰分析によるトレンド算出
 (3).MRP(資材所要量計画)の基本的な考え方と応用
    a.従属需要の需要量算出
    b.APS (MRPの進化形),TOCの理論を取り入れたMRP 
    c.MRPとAPS で差が出る 在庫と生産リードタイム
 (4).2章まとめ  
    a.在庫最適化・需要予測・APS 使いどころと、優先順位

3.多品種・少量・短納期生産に必要な管理体制
  (1).典型的な管理体制の問題点と解決方針
    a.典型的な管理体制
    b.管理体制の改善方針
    c.計画生産と機動生産
  (2).多品種少量、短納期のための基本概念と前提条件
    a.相互信頼
    b.現場主義
    c.契約的管理
    d.直観力の活用
  (3).ウォーターフォールの改善による手順の自動化
  (4).PDCAの限界を超える管理サイクルの高速化
  (5).全部門情報の同時共有と意思決定の分散
  (6).機動生産と、PDCAによる全体最適の違い

4.機動生産の効果的な活用事例
  (1).組織の壁を超えたサプライチェーンの拡大
  (2).機動生産+SCM拡張
  (3).悪い事例と良い事例 

5.生産管理改革プロジェクト(製造DX)を失敗させずに成功に導くポイント
  (1).日本の製造業の現状と課題
  (2).IT投資対効果が低い理由(DX失敗の理由)
  (3).プロジェクトを成功に導く、5つのポイント
   (付録).経営者を納得させる、費用対効果の計算方法

キーワード 多品種少量 短納期 市場環境 生産管理 SCM BOM コスト サプライチェーン 在庫管理 PDCA  機動生産 製造DX 収益性改善
タグ 業務改善生産管理品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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