技術者に必要な原価計算の基礎と原価管理および効果的なコスト削減のポイント<オンラインセミナー>

~ 原価の見える化、製品別の原価計算、原価企画と標準原価管理、製造原価から見たコストダウン~

・原価計算の基礎からムダ・ロスを見抜くポイントまでを修得し、コストダウンへ応用するための講座
・原価のポートフォリオ分析を活用した原価管理方法を修得し、コストダウンや製品別利益率向上へ応用しよう!

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講師の言葉

 企業活動の目的の1つとして、利益の増大化があります。「お金の計算は経理に任せておけばよい」「会社の売上や利益に関心のない」という技術者は、環境変化に柔軟な対応ができず、技術者として生き残ることはできません。反対に技術に関心のない経理従事者にも同じことが言えます。顧客価値を生まない過剰品質(品質余裕の取りすぎ)やリードタイム短縮、採算を無視した自動化など、利益に直結しない活動が多く見受けられます。
利益を産むためには、売上増大と原価低減の2つの切り口から企業活動を考える必要があります。効果的なコストダウン活動に繋げる基本的な考え方やその実際について、事例を交えて理解していきます。生産現場のみでやみくもに活動を続けていても全社的なコストダウンに繋がることは稀なのです。コストダウン活動をする際には、成果の余地が大きい所を絞り込み、着実に成果を得られるよう活動を進めていく必要があります。
本セミナーでは、「お金に強い」技術者の育成を目指し、原価計算の基礎から材料費や加工費に含まれるムダ・ロスの見抜き方など、技術者として身につけておくべき、コストダウンの基本的思考法を演習や事例を通じ、習得していただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年10月08日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・原価管理、原価計算について学びたい方
・お金に強い技術者を目指したい方
・コストダウンの課題を抱えている方
・製造部門、生産技術部門、生産管理・工場管理部門、開発・設計部門のスタッフ
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・原価計算の基礎知識とその活用のしかた
・原価管理(差異分析)の考え方とその進め方
・ムダ、ロスや本質的な問題の見抜き方等、コスト低減の進め方
・製品別戦略(販売促進、製品戦略見直し、改善促進)の決め方
・原価管理やコスト低減における技術者の役割
プログラム

1.原価と利益のしくみ ~お金の流れと用語を理解する~
効果的にコストダウン活動を行う上で、原価の見える化をする必要があります。原価の見える化をする際は、会社の決算書を使用します。ここでは、原価の見える化をする際に知っておかなければならない、基本的な決算書の見方、用語などを理解します。
  (1).決算書から見る会社のお金の流れ
  (2).損益計算書と製造原価報告書から利益の計算方法を理解する
    a.何故管理データと経理データが合わないのか?
    b.製造原価・売上原価・総原価
  (3).費用・原価とは何か
    a.原価と費用の違い
    b.原価をどのように分類するか?
  (4).直接費・間接費とは何か
    a.材料費・加工費の関係
    b.原単位・コストドライバーの選定基準
  (5).変動費・固定費とは何か
    a.人と設備
    b.負荷工数と能率工数

2.製品別の原価を計算する ~材料費と加工費の計算方法を理解する~
製造・管理部門での原価管理は、実際原価と標準原価比較により、原価差異を見つけることに始まります。原価差異を見つける為の基本的考え方と原価計算について理解します。
  (1).事後(実際)原価と事前(標準・見積)原価
    a.事前原価計算と詳細見積原価計算
  (2).材料費の計算方法
    a.どの材料を使うか?
    b.製品の面体積・重量を計算する
    c.最適歩留となる材料を選択する
  (3).加工費の計算方法
    a.加工費レートの計算
  (4).製品別原価計算とコストダウン効果の測定法

3.原価計算から原価管理へ ~技術の原価企画と製造の標準原価管理~
製品別のポートフォリオ分析を行い、誰が主体でコストダウンを考えなければならないかを見える化します。見える化した上でコストダウンの主体部門がどのように原価管理を行っていくかを理解します。
  (1).製品別原価と部門別原価の使い分け
  (2).製品別ポートフォリオ分析によるコストダウン部署の明確化
  (3).技術段階の原価管理法(原価企画)
  (4).製造・管理段階の原価管理法(標準原価管理)

4.コストダウンの実際 ~材料費、労務費、製造経費から見たコストダウン~
 製造原価の構成要素である、材料費、労務費、製造経費の切り口で実際のコストダウン事例を見ていきます。ここでも原価差異を明確にした上で、活動を行っていくことが効果的なコストダウン活動へと繋げるポイントとなります。
  (1).材料費低減のポイントと考え方
  (2).労務費低減のポイントと考え方
  (3).製造経費低減のポイントと考え方

キーワード 原価 損益 原価差異 コストダウン 設計 ポートフォリオ 標準原価管理 材料費  材料費 加工費 
タグ リスク管理原価・財務・会計品質管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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