半導体パッケージ技術の基礎と後工程におけるトラブル対策および最新技術:3Dパッケージとチップレット技術 <オンラインセミナー>

~ 各製造工程(プロセス)の技術とそのポイント、後工程で発生する不具合と対策、3Dパッケージング技術とその応用 ~

・半導体後工程のプロセス技術からトラブル対策・実装の最新技術までを修得し、実務に応用するための講座
・半導体のパッケージ技術・封止技術から後工程のトラブル対策や最新技術までを修得し、高機能化や多機能化を実現しよう!
・現在注目されている2D/3Dパッケージングとチップレット技術やその要素技術を解説します!

オンラインセミナーの詳細はこちら:

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

第一部
半導体業界は今、コロナ禍による半導体不足が発端となって、それまでは単なる部品だったものが、経済の安全保障のキーパーツの一つになりました。アメリカと中国の半導体覇権をめぐって激化する一方で半導体の先端テクノロジは2ナノメートルというこれまでとは別次元を目指しています。しかし、多くの半導体は最先端のテクノロジを必要としていない方が大半ですが、最先端のデバイスでは性能をより向上させるために機能別に色々なチップを集めて実装するチップレットの技術開発に向かっている状況にあります。
本セミナーでは半導体後工程の基礎・基本的なパッケージングの各プロセスの技術と開発当時の失敗や苦労、得られた代表的な知見などを講師の経験も踏まえて解説します。また、注目の2.5D/3Dパッケージングとチップレット技術についても紹介します。

第二部
微細化によるムーアの法則が限界を迎える中で、3Dパッケージ、チップレットなどの技術が注目され、先端パッケージの材料や接合技術については、更なる高機能化や多機能化を追求するために重要性が増している。
ここでは、先端パッケージにおけるフリップチップボンディング、ハイブリッドボンディング、サブストレート、インターポーザーの材料技術、接合技術、及び信頼性技術などについて基礎と応用、および最新情報も含めて分かり易く解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年09月30日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・半導体製造プロセスについて修得されたい方
・品質、信頼性の観点でどのような試験や解析を行えば良いかヒントを求めている方
・半導体封止材料の研究開発をされている方
・自動車、家電、航空、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・半導体後工程や実装技術に関連した業務をされている方
修得知識 ・半導体パッケージ技術や封止技術
・半導体の後工程、および材料、接合、信頼性確保のポイント
・2.5D/3Dパッケージングとチップレット実装技術
プログラム

第一部 半導体パッケージの基礎とパッケージング製造工程及びトラブル事例・対策
1.半導体パッケージの基礎
~パッケージの進化・発展経緯~
  (1).始まりはSIPとDIP.プリント板の技術進化に伴いパッケージ形態が多様化
  (2).THD(スルーホールデバイス)とSMD(表面実装デバイス)
  (3).セラミックスパッケージとプラスチック(リードフレーム)パッケージとプリント基板パッケージ

2.パッケージングプロセス(代表例)
  (1).セラミックスパッケージのパッケージングプロセス
  (2).プラスチック(リードフレーム)パッケージのパッケージングプロセス
  (3).プリント板パッケージのパッケージングプロセス

3.各製造工程(プロセス)の技術とキーポイント
  (1).前工程
    a.BG(バックグラインド)とダイシング
  b.DB(ダイボンド)
  c.WB(ワイヤーボンド)
  (2).封止・モールド工程
    a.SL(封止:セラミックパッケージの場合)
    b.モールド
  (3).後工程
    a.外装メッキ
  b.切断整形
  c.ボール付け
  d.シンギュレーション
  e.捺印
  f.リーク試験(セラミックスパッケージ)
  (4).バンプ・FC(フリップチップ)パッケージの工程
  a.再配線・ウェーハバンプ
  b.FC(フリップチップ)
  c.UF(アンダーフィル)

4.試験工程とそのキーポイント
  (1).代表的な試験工程
  (2).BI(バーンイン)工程
  (3).外観検査(リードスキャン)工程

5.梱包工程とそのキーポイント
  (1).ベーキング
  (2).トレイ梱包
  (3).テーピング梱包

6.過去に経験した不具合(トラブル)
  (1).チップクラック
  (2).ワイヤー断線
  (3).パッケージが膨れる・割れる
  (4).実装後.パッケージが剥がれる
  (5).BGAのボールが落ちる・破断する

7.試作・開発時の評価.解析手法の例
  (1).とにかく破壊試験と強度確認
  (2).MSL(吸湿・リフロー試験)
  (3).機械的試験と温度サイクル試験
  (4).SAT(超音波探傷).XRAY(CT).シャドウモアレ
  (5).開封.研磨.そして観察
  (6).ガイドラインはJEITAとJEDEC

8.RoHS.グリーン対応
  (1).鉛フリー対応
  (2).樹脂の難燃材改良
  (3).梱包材の脱PVC.エンドプラグゴムの鉛廃止.印刷インク
  (4).生分解プラスチックの開発

9.今後の2.5D/3Dパッケージとチップレット技術
  (1).2.5D/3Dパッケージ
  (2).ハイブリッドボンディング
  (3).製造のキーはチップとインターポーザー間接合とTSV
  (4).基板とインターポーザーの進化が未来を決める

第二部 3Dパッケージ・チップレットを支える材料・接合技術とその応用
1.半導体パッケージングの基礎と動向
  (1).従来の半導体パッケージング
    a.パッケージに求められる機能
    b.パッケージの構造、種類、変遷
  (2).先端分野の半導体パッケージング
    a.2.5D/3Dパッケージ
    b.チップレット
    c.インターポーザー、サブストレート

2.フリップチップボンディング
  (1).フリップチップボンディングの基礎
    a.プロセス
    b.材料
  (2).フリップチップボンディングの応用

3.ハイブリッドボンディング
  (1).ハイブリッドボンディングの基礎
    a.プロセス
    b.材料
  (2).ハイブリッドボンディングの応用

4.サブストレート、インターポーザー技術
  (1).サブストレート、インターポーザーの基礎
    a.プロセス
    b.材料
  (2).サブストレート、インターポーザーの応用

キーワード 半導体パッケージ プロセス 製造 工程 基板 封止 試験 クラック 評価 解析 RoHS 3Dパッケージ インターポーザー サブストレート ボンディング はんだ フリップチップ
タグ LSI・半導体
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日