設計標準化と設計ナレッジ可視化による設計効率化と設計高度化への応用とそのポイント <オンラインセミナー>
~ 脱属人的設計とナレッジの可視化による設計高度化、仕様/諸元の見える化、標準化による設計効率化・自動化のアプローチ ~
・設計ルールやナレッジを見える化し、それを標準化/自動化することで、設計効率化を実現するための講座
・顧客仕様の見える化や、設計ナレッジの可視化を体系立てて推進し、設計の標準化と高効率化を実現するための特別セミナー!
・ナレッジを使わせるための運用のポイントや、ナレッジ鮮度を保つための「改訂」のポイントについても解説いたします
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
・設計ナレッジを可視化し、属人的な設計から脱却する
・設計標準化を行い、効率的でミスの少ない設計を行う
・ベテランの頭の中を見える化し、次の世代に受け継いでいく
これらは、10年以上も前から掲げられていますが、多くの企業で進んでいません。「設計者が忙しくて活動に時間が取れない」「標準を整理しても、設計者が使ってくれない」「ナレッジの洗い出し方がわからない」「どこから手をつければいいかわからない」「標準化という目標に対して、総論賛成・各論反対で、前に進まない」など、活動テーマは立ち上がるが設計現場をうまく巻き込めず、実りある活動になっていません。
効果的な活動にするためにアプローチや優先順位の付け方の工夫が必要です。やみくもに、標準図を整備しても、誰も使ってくれない。ベテランに設計マニュアル・設計手順書の作成をお願いしても、結果担当者は読まれない。という事態に陥ります。
また、「お客のニーズが多様化している」「さまざまな要求に対して対応しなければならない」など、「バラバラの要求に答える」ことと、「標準を作る」ことは、そもそも矛盾する話です。
講義では、効果的にナレッジの可視化や標準化を推進するアプローチについて解説します。顧客仕様の見える化、標準化の整理方法、頭の中にある設計ルールや留意点の見える化のポイント(思考を言語化するポイント)、ナレッジを使わせるための運用のポイント、ナレッジ鮮度を保つための「改訂」の運用ポイントなどを解説します。また、設計ルールを用いて設計自動化の考え方も解説します。設計の見える化を通じて、設計標準化や設計高度化を体系的に学べます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年09月27日(金) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
製造業における
・開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当者の方
・調達部門の管理職から担当者の方
・経理・原価部門の管理職から担当者の方
・経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当者の方
|
予備知識 |
・特に必要ありません
・設計業務に携わっていると理解しやすいです
|
修得知識 |
・設計のナレッジを可視化するアプローチを理解できる
・設計ナレッジを用いた設計標準化/モジュール化のアプローチを理解できる
・ナレッジの改定と技術伝承の方法を理解できる
|
プログラム |
【理論編】
1.属人的な設計では利益は生まない
(1).同じ失敗を繰り返す属人的な設計
(2).設計意図や根拠が残っていない属人的な図面
(3).経験に頼った設計チェックや検図
2.流用設計の弊害
(1).属人的な流用元選定
(2).設計諸元がわからなくなっている設計担当者
(3).経験不足からの保身的な過剰設計
3.標準設計を実現させる2つのアプローチ
(1).図面を標準化するアプローチ
(2).設計思想(ルール)を標準化するアプローチ
(3).標準は「守る」ものではなく、「やぶる」ことが重要
(4).設計ルールを設計自動化につなげる
4.なぜ標準化は失敗するのか
(1).「バラバラの要求に答える」と「標準を決める」という矛盾
(2).どこから手をつけるべきかの優先順位の間違い
(3).専任化できない中での推進方法
5.設計ナレッジと標準化
(1).設計ナレッジとは何か。ナレッジの4要素とは
(2).ナレッジの見える化は、設計マニュアル整備ではない
(3).設計ナレッジの見える化と、設計標準化・設計高度化
(4).設計ナレッジを、原価見積もりに活かす
【実践編】
6.顧客の要求仕様を整理する
(1).要求仕様を一元管理することが全ての始まり
(2).要求仕様の傾向管理、案件横串管理が重要
(3).要求仕様の可視化を失注分析につなげる
7.設計を構造的に整理し、標準を設定する
(1).設計ナレッジを見える化する
a.技術計算・性能計算ツールのナレッジ
b.方式選定のナレッジ(論理構成整備)
c.相似形設計のナレッジ(設計諸元表整備)
(2).設計標準を決める
a.標準化の3ステップ
b.「標準化=我慢する」は間違い
c.標準図の考え方
8.ナレッジや標準を改訂し、最新を維持する
(1).改訂は2つのタイミングで実施する
(2).検図のやり方を見直せば改訂はやりやすい
9.標準化を推進/定着させる工夫
(1).推進体制をつくる
a.担当を専任化できないなかでどのように進めるか
b.「標準を作っても使われない」をなくすための工夫
(2).標準化の効果を正しく認識する
(3).より効果的にするための設計自動化、ツール化
|
キーワード |
設計標準 設計思想 設計自動化 要求仕様 見える化 開発BOM整備 設計諸元表整備 検図 ナレッジ管理 設計パラメータ
|
タグ |
機械、機械要素、設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。