機械設計・検図の基礎と設計実務で必要なノウハウとポイント <オンラインセミナー>

~ 機械製図の基礎、設計の手順、設計の際の留意点(安全性・ユーザビリティ・ライフサイクル)、主要な機械要素の特徴と設計のポイント ~

・設計の核心に必要な実務上のノウハウを体系的に修得するための講座
・実務経験豊富な講師から設計する上で必要な材料、加工法、機械要素技術から電気制御、安全性、ユーザビリティ、ライフサイクルまで実践的に修得し、設計実務に活かそう!

講師の言葉

 機械を設計するとはどういうことなのか。機械設計と言いながら実態は製図がほとんどという場合が往々にしてあります。実務年数の浅い内は設計の核心部分はなかなか担当させてもらえません。先輩の設計を図面化することで勉強していくことが多いのが実状です。この講座では、設計の核心に必要な知識の習得を出来るように考えています。ここで習得した知識はそのまま実務に生かせると思います。
 また、検図作業は寸法抜けなどの図面不備を見つける意味合いと機能面での不具合を見つける作業の2通りの意味合いがあります。この検図作業では、どのように図面を見るかポイントがありますので、その方法を習得できるようにしたいと考えています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年09月19日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械設計に携わって5年未満の方
・設計に関して学習したい方
・機械、自動車、ロボット、工作機、その他関連企業の設計部門の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・機械製図の基礎知識
・部品製作に必要な加工法に関する基礎知識
・材料選定の基礎知識
・主要な機械要素部品に関する基礎知識
・検図作業に必要な知識
プログラム
1.設計をするとは
  (1).機械を設計するということ
    a.設計をするとは何をすることなのか
    b.設計と製図の違い
 
2.機械・設備設計の手順
  (1).仕様書とは
    a.共通仕様書と個別仕様書
    b.仕様書に記載してあること
    c.記載がない場合は
  (2).構想設計を行う
    a.どんな構造、構成にするか
    b.検討すべき事項
    c.タイムチャートの作成
  (3).図面の作成
    a.図面作成の手順(段取りよく仕事を進める方法)
    b.組立図の作成
    c.部品図の作成
  (4).検図のポイント
    a.仕様書との合致
    b.機能面の適性
    c.コストを考える(材料の選択、加工性の考慮)
    d.組立て・分解・メンテナンスを考える
 
3.制御を含めた設計を考える
  (1).電気制御を必要としない機械はない
  (2).制御設計との連携に必要な情報
    a.フローチャート
    b.デバイスリスト
 
4.設計の際に考えるべきこと
  (1).安全性
    a.リスクアセスメントの手順
    b.本質安全設計とガードの設計基準
  (2).ユーザビリティ
    a.使いやすい機械、メンテナンスしやすい機械
  (3).ライフサイクル
    a.10年使う機械と1年使う機械の設計
 
5.設計する上で必要な知識
  (1).材料に関する知識
    a.金属材料と表面処理
    b.樹脂材料の種類と特徴
  (2).機械の製作に使用される加工法
    a.切削加工(旋盤・フライス)
    b.溶接(製缶・板金)
    c.その他(鋳造、研削)
  (3).主要な機械要素の特徴と設計のポイント
    a.駆動要素(モーター、エアシリンダ等)
    b.直線案内(リニアガイド等)
    c.回転案内(ベアリング)
キーワード 共通仕様書 個別仕様書 構想設計 タイムチャート 組立図 部品図 検図 電気制御 フローチャート デバイスリスト リスクアセスメント ユーザビリティ ライフサイクル 機械要素
タグ リスク管理安全金属金属加工材料切削・研削モータ鋳造ロボット仕様書・要件定義機械機械要素制御設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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