AEセンシングによる機械の疲労寿命予測技術とオンライン異常予知損傷監視技術への応用 <オンラインセミナー>
~ 機械部品の損傷形態と検査法、AE(アコースティック・エミッション)の特徴と信号解析、転がり軸受・回転軸の疲労損傷解析、寿命予測技術の信頼性向上 ~
・AE(アコースティック・エミッション)の特徴を理解し、疲労損傷監視へ応用して、機械の信頼性向上へ活かすための講座
・損傷検出のリアルタイム性の高いAEセンシングと疲労寿命予測への予知保全技術を修得し、機械故障の早期発見と未然防止対策に応用しよう!
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
様々な機械システムは所定の機能をもって健全に稼動するように設計・製作ならびに運用が行われている。システムを構成する機械部品は、それぞれの故障物理に基づき実寿命より十分安全に設計されるが、安全を特に重要視する場合には、メンテナンスを考慮した設計と運用が行われる。一方で、機械材料の疲労強度は大きなばらつきを呈することが知られており、機械構造用部品の疲労寿命もそのばらつきに依存する。疲労損傷が微小なうちにそれを検出することは必要不可欠であるが、損傷の進行速度や故障の重大度を念頭におくと、定期点検での検出よりもリアルタイムでの検出が極めて重要である。
本講座では一般的な故障物理とそのセンシング方法の組合せを概説するとともに、特に損傷検出のリアルタイム性の高いAEセンシングについてその課題と疲労寿命予測に対する応用例を紹介する。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年08月27日(火) 10:30 ~ 17:30
|
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・機械部品(ユニット、サブシステム含む)の開発者およびメンテナンス従事者の方
・機械設備の開発または製品開発に携わる方や、保全・管理に関わる方
・機械設備診断技術にAEの導入を検討されている方
・機械、自動車、飛行機、重工業、建設機械、製鉄、配管、火力発電、金属加工業部門の方 |
予備知識 |
・特に必要ありません
|
修得知識 |
・AE(アコースティック・エミッション)の特徴と信号解析
・回転部品(転がり軸受・回転軸)のオンライン損傷監視技術への応用
|
プログラム |
1.機械部品の損傷形態と検査法
(1).負荷と材料と損傷形態
・破壊の過程
(2).損傷の進行と物理量の変化
・機械システムの機能劣化特性
(3).汎用的な損傷検査手法
a.オフラインセンシング(定期点検)
b.オンラインセンシング(状態監視)
2.AEセンシングの基礎知識
(1).AE(アコースティック・エミッション)の特徴
a.音速と周波数
b.減衰
c.反射と透過
(2).計測系と信号処理
a.増幅
b.フィルタリング
c.AEパラメータとサンプリング
d.AE信号解析
(3).国際規格について
・機械の診断技術者認定制度:ISO 18436
3.回転部品のオンライン損傷監視への応用
(1).転がり軸受の損傷認識
a.振動値の経時変化
b.AE信号の経時変化
(2).回転軸の疲労損傷監視
a.ワイヤレスAEセンサ
b.AEパラメータの経時変化
c.素子の配置方向の影響
d.損傷診断と寿命予知
4.寿命予測技術の信頼性向上のために
(1).高精度周波数解析
a.高速フーリエ変換
b.ウェーブレット変換
c.短時間フーリエ変換
(2).多変量解析から機械学習へ
|
キーワード |
損傷形態 検査法 オフラインセンシング オンラインセンシング AEセンシング アコースティック・エミッション オンライン損傷監視 転がり軸受 回転軸 破壊力学的寿命予測 高精度周波数解析
|
タグ |
信号処理、リスク管理、検査、寿命予測、センサ、未然防止、プラント、疲労、機械、機械要素、軸受け、自動車・輸送機 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
|
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
|
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。