メカトロニクス制御における非線形性・不確定性の抑制法および安定化技術とそのポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ メカトロニクス制御系における非線形要素とその影響、摩擦・飽和・ガタ・外乱・振動などの解析・対処法とそのポイント、状態空間法によるメカトロニクス制御への応用 ~
・メカトロニクス制御に特有の非線形要素や不確定要素の影響からその体系的な対処法までを修得し、駆動系制御の実務に活かすための講座
・制御ループにおける摩擦やガタ、制御系に加わる外乱や振動などの影響を抑制し、メカトロニクス系の安定化制御や高性能化に応用するためのセミナー!
※セミナー後、Matlab/Simulinkのサンプルプログラムを配布いたします
オンラインセミナーの詳細はこちら:
・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
産業機械、自動車(EV、HV)駆動系、ロボット制御などメカトロニクス系には特有の非線形性があります。またこれらにはモータで駆動されるという共通点もあります。
本セミナーでは、これらメカトロニクス系に生じる典型的な非線形性・不確定性について、体系的に対処法を身につけることを目的とします。古典と現代制御理論をできる限り初歩から復習しつつ、現場で抱えている制御系の一段の高性能化へつなげる基礎力を身につけませんか?
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年07月26日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・産業機械、自動車、ロボットなどのメカトロニクス系の制御に携わる方
・古典と現代制御理論を体系的に活用して制御系の高性能化を目指したい方
・Matlab/Simulinkを用いた制御技術の習得をしたい方
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予備知識 |
・学部レベルの古典制御理論
・機械力学と線形代数・微分積分学の基礎
・Matlab/Simulinkについて利用経験があるとなお良い
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修得知識 |
・古典制御理論の現場レベルの活用力
・現代制御理論の入門レベル活用力
・Matlab/Simulinkについて中級程度の活用力
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プログラム |
1.メカトロニクス制御系における非線形要素とその影響
(1).飽和要素が引き起こす影響
a.ワインドアップ現象
b.PIO (Pilot-Induced-Oscillation)
(2).静摩擦や不感帯が引き起こす影響
a.ペンデュボットの倒立制御
b.摩擦を含むバネマス系の制御
(3).バックラッシュが引き起こす影響
(4).解析的非線形関数が引き起こす影響・事例
2.古典制御(伝達関数法)の基礎
(1).フィードバック制御系と安定性
(2).サーボ系
(3).ロバスト性
3.制御ループの中の摩擦、飽和、ガタなどの影響をどう抑える?
(1).周波数応答法による(線形)制御系の安定判別
(2).非線形要素の周波数応答近似(記述関数法)
(3).記述関数法による制御ループ内の振動(リミットサイクル)の解析と除去
4.制御系に加わる外乱や振動、不確定要素の影響をどう抑える?
(1).DCモータのモデリングと制御
(2).モータ駆動系に生じる振動の解析
(3).外乱オブザーバとそのロバスト制御への応用
5.状態空間法(現代制御)によるメカトロニクス制御のポイント
(1).状態フィードバック・オブザーバ
(2).最適制御とそのロバスト性
(3).最適サーボ系
6.外乱抑制の実例
(1).不感帯の扱い
(2).摩擦補償
(3).最近の話題
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キーワード |
メカトロニクス 非線形制御 飽和要素 摩擦 不感帯 古典制御 伝達関数法 現代制御 状態空間法 ガタ 外乱 不確定要素 振動 モータ駆動系 ロバスト制御 産業機械 自動車 ロボット |
タグ |
アクチュエータ、センサ、ノイズ対策・EMC・静電気、パワーデバイス、モータ、ロボット、位置決め、紙送り機構、機械、機械要素、計測器、軸受け、自動車・輸送機、振動・騒音、制御、精密機器、設備、電源・インバータ・コンバータ、歯車、油・空圧 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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