SDV(ソフトウエア定義車両)の実現技術と製品・事業戦略および新しいモビリティ社会の展望 <オンラインセミナー>

~ Deep Learning/Generative AIのSDVへの適用、SDVによるクルマとサービスの結合、SDVが実現する新たな事業構造・事業価値 ~

・ソフトウエアによって進化し、自動車産業を大きく変革するSDVの最新動向を先取りし、製品や事業戦略に活かすための講座
・バッテリー(BEV)との相性が高いSDV対応のクルマとサービスの結合による新たな自動車産業の姿とモビリティ社会についてエキスパートの方から学び、開発戦略に活かそう!
・SDVは販売後に有料でソフトウエアをアップデートするサービスを提供でき、新たな収益の源泉にもなることから世界的に対応が急拡大しています

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 IT/IoT、クラウド、ディープ・ラーニング等の急速な発展により、これまで単体で発達してきた移動体(四輪車や二輪車)が、小型で高性能なコンピュータと通信機を搭載し、クラウドと連携し、安全性向上から運転支援・自動運転へと発展し、カーボン・ニュートラルに向けた新たなエネルギー・マネージメントにも寄与し、更には各種サービスと連携した全く新しい事業をも構築可能になる。その実現の核となるのが、SDV (Software Defined Vehicle; ソフトウエア定義車)であり、それはバッテリーEV (BEV)との相性が高い。昨今、国内にはBEV限界説もあるが、世界の潮流は引き続きBEV化に向かっている。その変化は常に加速しており、その経緯を概観した上で、今後のSDV/BEVの拡大から、未来指向のMaaSとエネルギー・マネージメントとの融合により2025年から2030年頃に構築される新たなモビリティ社会の可能性に関してお話ししたい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年04月18日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・国内のあらゆる自動車関連企業のみならず、電力、再生可能エネルギー、運輸、物流、保険、商社、スタートアップ等を含む幅広い企業の方
・モビリティ関連事業の新規開発や国内外戦略を立案に役立てたい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・バッテリーEVと内燃機関(ICE)車の根本的違いと商品価値・競争要因の違い
・バッテリーEVとソフトウエア・デファインド・ビークル (ソフトウエア定義車両)の技術的背景
・IT/IoTの進化とクルマの関係 (過去・現在・未来)
・ディープ・ラーニングや今後のジェネレーティブAIのモビリティに対する影響
・自動車産業を含むモビリティに関する重要な最新状況
・その背景となる社会とIoT等最先端技術の進化とモビリティ事業との関連
・国策との関連が強い自動車産業の置かれた地政学的な状況
プログラム

1.ソフトウエア・デファインド・ビークル (SDV)とは
  (1).2018年5月、テスラのOTAアップデートで自動車業界に激震が走った。その内容とは?
  (2).SDVの最初のキラーコンテンツはアップデートによる航続距離の拡大と自動運転(運転支援技術)の高度化
  (3).HMI (Human Machine Interface)の高度化もSDVの重要な要素
  (4).製造工程も大きく変わる(マーケティングや事業構造も変わる)
  (5).OTAにともなうセキュリティ問題もOTAで解決

2.IT/IoTの発達、クルマとIoT・クラウドとの関係
  (1).IT/IoT技術と産業の構造変化
  (2).Deep Learningの発達とGenerative AIへの拡大
  (3).Deep Learning/Generative AIのSDVへの適用
  (4).自動運転と運転支援の開発状況
  (5).SDVによるクルマとサービスの結合 (Mobility Services)

3.バッテリーEV (BEV)と内燃機関(ICE)車は全く別物
  (1).BEVのエネルギーは可逆でICE車は不可逆
  (2).BEVではエネルギー変換を半導体上のソフトウエアで最適化する

4.SDVに必要な半導体とソフトウエア
  (1).実は、内燃機関(ICE)車にも既に大量の半導体とソフトウエアが導入されている
  (2).既にソフトウエア化が進んでいる現在のクルマとSDVでは何が違うのか?
  (3).2025年のBEVのスペックとそれに必要な半導体とソフトウエア
  (4).BEVとSDVは極めて相性が良い: ICE車はSDVになれない?

5. BEV市場の特性
  (1).そもそもなぜBEVが必要で市場が拡大しているのか?(日本ではBEVは拡大しないと思われている)
  (2).世界市場でのBEV、プラグインハイブリッド、ハイブリッド、ICE車の比率変化 (2023年→2030年)
  (3).海外でのBEVシェア拡大の状況(ピュアEV企業の拡大と、大手量産OEMの蹉跌)
  (4).欧米企業の動向、中国企業の動向、政府の動向、地政学的考察
  (5).日系OEMへの待望論と成功への道

6.SDVが実現する新たな事業構造・事業価値
  (1).売り切り事業からインターネット型事業へ
  (2).事業構造(コスト構造)の変化

7.SDV化に向けた日系OEMの課題
  (1).車載コンピュータ; 消費電力100Wの壁とその解決策
  (2).日本の充電インフラ; 海外と圧倒的な差
  (3).日系OEM、総力戦の必要性

キーワード ソフトウエア・デファインド・ビークル (SDV) アップデート 自動運転 運転支援技術 OTA  Generative AI バッテリーEV (BEV)
タグ AI・機械学習自動運転・運転支援技術・ADASインターネットソフト管理新事業ソフト知的財産自動車・輸送機車載機器・部品電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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