適応型モデル予測制御の基礎と構成手順および応用　～デモ付～　＜オンラインセミナー＞

講師の言葉

　何かを制御しようとする場合、その制御したい対象の特徴をつかむことで、制御目的を達成しやすくなると考えられます。本セミナーでは、はじめに制御対象の特徴を数式によって表現することを考えます。具体的には、物理的な入出力関係を微分方程式によって表現した数学モデルの導出を行います。つぎに、制御目的を達成する制御系の設計を容易にするため、数学モデルを伝達関数法や状態空間法と呼ばれる表現に置き換える手法を紹介し、制御対象の特徴をMATLABのデモを通して視覚的に理解します。これらをふまえ、フィードフォワード制御やフィードバック制御、PID制御による制御系を構成し、実際に制御目的がどのように達成されるのかを確認します。そして、制御対象のモデルから得られる制御量の予測式を利用して制御系を構成するモデル予測制御法とその構成手順を解説するとともに、モデルが不確かな場合の制御系構成法について紹介します。

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