高周波ノイズの発生メカニズムと効果的なノイズ対策およびその実践

~ 高周波ノイズ発生のメカニズム、電磁界シミュレーションの活用法、高周波ノイズの測定、基板・配線からのEMIとその対策 ~

・電磁界シミュレーションを活用して、高周波ノイズの問題解決を図る手順を具体的に修得する講座
・ノイズの発生源や電磁波の不要輻射に関する実践的な知識を修得し、電子機器の効果的で信頼性を確保したノイズ対策に活かそう!

*本講座は、弊社研修室での対面講座です

 

講師の言葉

 近年、電子機器による高周波ノイズへの規制が強化され、開発に携わる技術者は放射電磁波の対策に多くの時間を割いています。
 高周波ノイズの低減は、発生のメカニズムを知り、放射電磁波の評価法を知り、ノイズの発生源を探し出すことが重要ですが、電磁気学は苦手という技術者のために、電磁界シミュレーションを活用して問題解決を図る手順を、多くの具体例で学びます。
 本講座では、ノイズの発生源や電磁波の不要輻射に関する実践的な知識が修得できるよう解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年04月01日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器のノイズ対策に従事される方
・高速・高周波回路、アンテナなどの設計、開発、評価業務に携わる方
・ワイヤレスシステムの設計、設置、管理、評価、運用などの業務に携わる方
予備知識 ・理系高卒程度電気の初歩的な知識
修得知識 ・回路のまわりにできる電磁界がイメージできるようになる
・ノイズ発生のメカニズムやその対策について修得できる
プログラム

1.回路設計と高周波ノイズ問題の基礎知識
  (1).急速に増え続けるノイズ発生量とその背景
  (2).ノイズに強い回路設計とは
 
2.高周波ノイズ発生のメカニズムを知る
  (1).ノイズ発生の源はどこか?
  (2).回路基板とノイズ問題
  (3).グラウンド導体の電流
  (4).基板からの放射
 
3.電磁界シミュレーションの活用法
  (1).時間領域の手法と周波数領域の手法
  (2).離散化度と誤差の関係
 
4.プリント基板からの高周波ノイズ放射
  (1).差動線路の効果
  (2).多層プリント回路とEMI
  (3).パルス波とノイズ

5.筐体内で発生する高周波ノイズ
  (1).筐体に実装した多層基板
  (2).ケーブルによる誘導
  (3).筐体の共振

6.高周波ノイズの測定
  (1).近傍電磁界の測定
  (2).磁界プローブによる測定
  
7.高周波ノイズの対策
  (1).基板からのEMIとその対策
  (2).配線からのEMIとその対策
  (3).筐体からのEMIとEMC問題
  (4).同軸ケーブルの外導体からの放射

キーワード 高周波ノイズ グラウンド導体 電磁界シミュレーション 差動線路 パルス波 多層基板 共振 近傍電磁界 磁界プローブ EMI 
タグ アンテナシミュレーション・解析ノイズ対策・EMC・静電気回路設計基板・LSI設計計測器電子機器電子部品電磁波
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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