伝熱の基礎と解析技術を活用した電子機器の熱対策技術およびその応用とポイント <オンラインセミナー>

~ パソコンに搭載されるヒートシンクの性能の把握、強制空冷による部品の周囲温度と部品内の温度予測と放熱設計、熱回路網法における非定常熱解析とその応用 ~

・伝熱の基礎を学び、解析技術を応用した、最適な熱解析・熱設計の実務に活かすための修得講座

・伝熱の基礎から電子機器の放熱技術、熱回路網法の解析法までを学び、適切な熱設計・熱対策の実務に活かすための講座!

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講師の言葉

 電子機器や電気機器は内部に半導体素子やコンデンサーなど熱に弱い部品が使われています。そのため、内部の熱対策、つまり内部部品温度を許容温度以内に抑えなければなりません。しかし、機器の内部構造は複雑でその熱設計・熱対策は困難ですが、共通している基礎知識を押さえれば、解決の糸口を見つけることができます。

 この講義では、代表的な熱対策手段であるヒートシンクの役割のほか、熱設計で一番大事な筐体内部の部品温度の周囲温度を予測する方法を解説し、そして部品温度自体を解析する方法を解説します。

 

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年05月13日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器、通信機器の設計・開発の熱対策に関わる技術者の方。初級・上級を問わない
・輸送機器、各種機械の設計・開発に関わる方
・発熱問題、放熱対策でお困りの方
予備知識 ・伝熱の初級と電気の初級の知識
修得知識 ・実際の機器の熱設計や熱対策を取り組むことができる
プログラム

1.伝熱の基礎

  (1).対流とは

  (2).熱伝導とは

  (3).放射とは

  (4).無次元数

  (5).熱抵抗とは

  (6).エンタルピー式

  (7).簡単で実用的な熱計算

 

2.PCに搭載されるヒートシンクの性能の把握

  (1).パソコンの構成

  (2).ICチップから発生する熱

  (3).信頼性と温度

  (4).熱抵抗の基本的な概念

  (5).ヒートスプレッダーとヒートシンク

  (6).フィン付きヒートシンクと製造

  (7).まとめ

 

3.自然空冷による部品の周囲温度と部品内の温度予測および熱設計

  (1).自然空冷の基礎式

  (2).密閉筐体の設計例

  (3).通風筐体の設計例

  (4).簡便式の応用

  (5).簡便式の応用範囲と使用条件

  (6).パラメータの筐体放熱に対する影響

  (7).簡単で実用的な熱計算

 

4.強制空冷による部品の周囲温度と部品内の温度予測と放熱設計

  (1).強制空冷の基礎設計式

  (2).ファン筐体の設計手順

  (3).圧力損失の測定と評価

  (4).ファンの選定方法

  (5).簡単で実用的な熱計算

 

5.熱回路網法における非定常熱解析とその応用

  (1).相変化を用いたパッケージの冷却実験

  (2).熱回路網法の解析法

  (3).相変化のある非定常問題への熱回路網法の応用

  (4).低融点合金を用いたパッケージの冷却への熱回路網法の応用

  (5).解析結果と実験結果との比較

キーワード 熱設計 伝熱 熱伝導 放射伝熱 熱抵抗 熱回路網モデル 熱シミュレーション 応用流体工学 熱回路網 伝熱経路 放熱技術 熱解析 自然空冷 ヒートスプレッダー ヒートシンク

タグ 実装車載機器・部品電子機器電子部品電装品伝熱熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日