設備管理・設備診断技術の基礎と各種診断法の実践ノウハウおよび予知保全IoTシステム活用のポイント <オンラインセミナー>
~ 設備管理技術と設備診断技術、振動法/AE法/音響法/潤滑油分析法/MCSA/赤外線サーモグラフィによる診断技術とノウハウ、予知保全IoTシステムの構築と活用のポイント ~
・振動解析をはじめとした設備診断技術の実践ノウハウから予知保全IoTシステムの活用方法まで修得し、現場設備の故障対策や生産性の維持・向上に活かすための講座
・従来の設備診断技術とIoTを駆使した予知保全技術を修得し、設備老朽化や労働人口減少により課題となっている設備のメンテナンスレベルを向上させるための特別セミナー!
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講師の言葉
設備の老朽化、労働人口の減少、生産拠点の海外移転などといった昨今の状況の変化が製造現場を悩ます大きな問題点となってきております。如何にメンテナンスレベルの維持を図り、生産性を維持・向上させるかが課題となっており、設備診断技術を駆使した予知保全の活用が注目されております。設備診断システムはこれまでICTの進歩とともに進化し、現場での活用がなされてきました。今後、益々発展していくICTを活用してIoT化が図られていくと思われます。
本セミナーでは、設備診断技術や状態監視の経験がない初学者の方に対しても、回転機械の診断技術について振動法をはじめAE法、音響法、潤滑油分析法、電動機電流兆候解析法などの様々な診断法について基礎から解説していきます。これらの技術を活用した設備診断IoTシステムの活用事例やIoT化を進める上での仕組み作り、注意点を紹介します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2024年04月17日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・予知保全や設備診断技術に興味のある方
・製造業に携わる技術者の方全般
・保全、製造関係の業務に従事されている方
・設備診断IoTシステムの活用事例を知りたい方
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予備知識 |
・特に予備知識は必要ありません |
修得知識 |
・振動法の基礎から計測方法、診断方法およびCBM(管理方法)の考え方
・状態監視における判断、診断技術を用いた真の異常原因究明、対策の立案
・従来法では診断困難な機器に対する新しい診断技術
・予知保全のIoT化を推進する上での注意点、成果を上げるための仕組み作り
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プログラム |
1.設備管理技術と設備診断技術
(1).設備管理技術
a.設備管理技術の変遷
b.MSGにおける機械部品劣化特性に関する調査結果
c.転がり軸受の寿命の面から見た状態監視の必要性
d.保全方式
(2).予知保全と設備診断技術
a.設備診断技術とは
b.設備診断技術研究の歴史
c.設備診断技術の種類
d.送風機の異常モードと設備診断技術(例)
e.設備診断技術の活用
f.予知保全技術の要素
g.設備診断技術導入の効果
2.振動法による設備診断技術
(1).振動の基礎
a.振動とは何か?
b.速度、加速度とは何か?
c.劣化モードと振動モードの関係
d.回転機械の代表的な異常とその発生周波数領域
(2).振動の計測
a.振動センサの種類と構造
b.軸振動の計測
c.軸受箱振動の計測
d.振動監視システム
(3).振動の傾向管理
a.振動値の傾向管理
b.異常による振動値上昇パターン
c.最小自乗法による余寿命予測
d.振動法による異常検出率
e.TBMによる定修の効果
f.診断前のチェックポイント
(4).軸振動による解析と診断
a.軸振動における判定基準
b.軸振動における解析手法
(5).軸受箱振動による解析と診断
a.軸受箱振動における判定基準
b.精密診断に用いる主な解析技術
(6).異常振動現象とその特徴
a.アンバランスによる振動
b.ミスアライメントによる振動
c.ガタによる振動
d.共振現象による振動
e.流体力による振動
f.転がり軸受の振動
g.転がり軸受の劣化パターン
h.歯車の振動
i.電動機における振動
j.すべり軸受の振動
(7).周波数変調解析法によるすべり軸受ラビング早期検出技術
(8).インバータノイズの除去法
(9).振動傾向管理、診断事例
a.振動傾向管理の活用事例
b.精密診断事例
(10).振動傾向管理のポイント
3.AE(Acoustic Emission)法による設備診断技術
(1).転がり軸受の異常早期検出能力
(2).振動法による低速転がり軸受診断の課題
(3).超低速回転数領域における加速寿命試験
(4).AE法による低速転がり軸受診断事例
4.音響法による設備診断技術
(1).可聴域音響による転がり軸受診断
(2).超音波音響による低速転がり軸受診断
5.潤滑油分析法による設備診断技術
(1).潤滑油分析法の種類
(2).潤滑油の性状監視と診断
(3).摩耗粉分析と状態監視
(4).油中コンタミナントの計測と管理
6.電動機電流兆候解析(MCSA)による設備診断技術
(1).MCSAとは
(2).MCSAの検出原理
(3).発生周波数と異常の種類
7.赤外線サーモグラフィによる設備診断技術
(1).赤外線サーモグラフィとは
(2).赤外線サーモグラフィ装置の動作原理
(3).赤外線サーモグラフィ装置の特長
8.予知保全IoTシステムの活用
(1).製造業が抱える問題点
(2).保全を支える仕組み「計画保全」
a.「計画保全」とは
b.「計画保全」の特徴
c.機器別管理基準(様式1~4)
d.指示検収票
e.故障原因分析書
f.「計画保全」の実施フロー
g.「故障修理件数比率」 推移
h.計画保全、CBM導入によるコストダウン実績
(3).設備診断を支える仕組み
a.設備診断を支える仕組み構築の必要性
b.振動法による設備状態監視・診断フロー
(4).ICTの進歩と設備診断システムの歩み
a.設備診断システムの変遷
b.設備診断IoTシステム(案)
(5).設備診断IoTシステム構築のポイント
(6).まとめと今後への期待
付録.ISO機械状態監視診断技術者
(1).ISO国内委員会
(2).TC108 機械振動、衝撃と状態監視
(3).SC5 機械システム状態監視と診断
(4).機械の状態監視と診断技術者認証 ISO18436
a.ISO18436 Part2 振動による状態監視
b.ISO18436 Part4 現場での潤滑油解析
c.ISO18436 Part7 サーモグラフィ
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キーワード |
設備管理 設備診断 劣化診断 状態監視 予知保全 振動法 振動計測 監視システム 異常検知 TBM 軸受 歯車 電動機 異常振動 周波数変調解析法 AE アコースティックエミッション 音響法 潤滑油分析法 電動機電流兆候解析 MCSA 赤外線サーモグラフィ IoTシステム 計画保全 故障原因分析 ICT ISO18436 |
タグ |
精密機器・情報機器、アクチュエータ、カム、シミュレーション・解析、センサ、トライボロジー、ねじ、プラント、モータ、ロボット、位置決め、紙送り機構、機械、機械要素、工作機、構造物、最適化・応力解析、自動車・輸送機、車載機器・部品、省エネ、振動・騒音、制御、精密機器、設備、電子機器、電子部品、歯車 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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