技術シーズと潜在ニーズを組み合わせた事業開発の効果的な方法とその実践

~ 技術シーズの分析方法と魅力ある新製品・新規事業を生み出すための進め方と手順およびマネジメントのポイント ~

・自社の技術シーズを潜在ニーズに結びつけ、顧客に役立つ魅力ある新製品・新事業開発に活かすための講座
・新規事業に利用するための技術シーズの分析方法やテーマ探索法、「目的指向アプローチ」による事業開発法の進め方と手順を実践的に修得し、事業を成功させよう!

*本講座は、弊社研修室で行う対面講座です

講師の言葉

 日本企業には、多くの優れた技術シーズが存在しています。しかし、それらを新規事業に結びつけたいが難しいという声が多く聞かれます。技術の要素分解をしても事業のアイデアは湧いてこない、技術から用途を発案するも大したアイデアが出てこない、ニーズから考えると自社の技術でなくてもできるアイデアになってしまう。このように、堂々巡りし思い通りの結果に結びついていない企業は多いのではないでしょうか。
 自社の技術シーズを活かした新規事業を創り出すには、技術シーズと潜在ニーズを結びつけることが必要となりますが、このための有効な方法は技術シーズから出発しながら、ニーズ指向のアプローチに切り替えることです。
 ただし、このアプローチを行なうには、技術の強みの捉え方を変える、潜在ニーズを掘り起こす行動を工夫する、少し背伸びした技術で新製品・新規事業を発案するなど、いくつかの工夫が必要になります。
 本セミナーは、技術シーズと潜在ニーズを結びつけ、顧客に役立つ魅力ある新製品・新規事業を見つけていくための考え方と実践的なアプローチについて事例を交えながら解説するものです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年02月13日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・研究開発の成果をビジネスに結び付けていくことを期待されている、もしくはビジネスに結び付けなければならない立場の方
・技術は分かるものの、それを市場に受け入れられる商品に、どのように仕立て上げていけばよいのかに悩んでる方
・新商品・新規事業開発の中核を担う方
・新規事業の厳しい条件をクリアする事業をプランニングすることや、社内のコンセンサスを取ることに悩んでいる方
・研究開発、事業企画、新事業開発関連のスタッフ、管理者の方
予備知識 ・新商品企画の基礎知識
・マーケティングの基礎知識
修得知識 ・新製品・新規事業開発の新しい考え方
・社内を説得しやすい新製品・新規事業テーマ探索の進め方と手順
プログラム

1.新規事業、新市場が生まれるメカニズム
  (1).何故、新しいテクノロジー、流行りのキーワードに注目するのか
  (2).新規事業開発は、置き換え市場開発と考えると分かりやすい
  (3).米国急成長企業に見る新市場開発の共通点

2.新規事業開発のための技術分析
  (1).技術の要素分解をしても新規事業のテーマ探索につながらない 
  (2).新規事業に利用するための技術シーズの分析方法
  (3).ニーズ指向アプローチとシーズ指向アプローチの一長一短
 
3.新規事業開発のもっともらしい通説とテーマ探索の手法との関係
  (1).“成長分野を狙え”はいつも正しいのか 
  (2).“飛び地はやるな”はいつも正しいのか
  (3).“変化はチャンス”はいつも正しいのか
  (4).何故ニッチを狙う状況になってしまうのか
  (5).市場性と適社度で評価すれば、魅力あるテーマが選定されるのか
  (6).新規事業テーマ探索が難しい理由の本質
  (7).新規事業テーマ探索の一般的進め方

4.技術シーズと潜在ニーズを結びつけるための発想転換
  (1).商品・サービスの構成要素とニーズの構造
  (2).潜在ニーズの捉え方と掘り起こし方、見つけ方 
  (3).自社で対応できる潜在ニーズには限りがある
  (4).技術シーズ起点で潜在ニーズを掘り起こすアイデア発想のやり方
  (5).顧客価値の正体と顧客価値の作り方
  (6).意思決定のメカニズムと判断しやすいテーマ
  (7).SDGs起点で新規事業を生み出せるのか

5.技術シーズと潜在ニーズを結びつけて事業を創る“目的指向アプローチ”の進め方と手順
  (1).顧客に役立ちたい、社会に役立ちたいという理念と新規事業との関係
  (2).目的指向アプローチの概要と推進事例
  (3).技術を俯瞰し新規事業の探索領域(仮ドメイン)を設定する
  (4).チャンスのありそうな探索領域の絞り込み(ビジネス構造マップ)
  (5).商品・事業アイデアを考える前に“誰に売るか”を決める
  (6).顧客価値の高い事業アイデア発案のやり方(B2BとB2C別に解説)
  (7).ビジネスモデル構想立案のポイント

6.新規事業のマネジメントとそのポイント
  (1).事業特性分析の重要性
  (2).価値の大きいビジネスの考え方と創り方(ビジネスモデル構想立案のポイント)
  (3).真似されやすい事業とされにくい事業の違いと競争優位策の立案
  (4).新規事業の中止・撤退基準設定の考え方

キーワード 新規事業 新規事業開発 ニーズ指向アプローチ シーズ指向アプローチ テーマ探索 アイデア発想 顧客価値 意思決定 目的指向アプローチ 探索領域 ビジネス構造マップ
タグ マーケティング技術経営商品開発新事業
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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