永久磁石同期モータ設計技術の基礎と高効率化のポイント <オンラインセミナー>

~ 永久磁石モータの基礎、モータ設計のための材料技術、パーミアンス法・電磁界解析による設計技術、モータの高効率化、ベクトル制御、高効率領域拡大を実現する可変磁束モータ ~

・永久磁石同期モータの損失発生を抑え、高効率なモータ設計技術を基礎から修得する講座!

・永久磁石同期モータの基礎から、材料技術、モータ設計技術、高効率化技術を修得し、高効率なモータ設計に活かそう!

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講師の言葉

(1~4章)

 永久磁石モータは高効率で、小型化が期待できるために、産業分野、自動車分野、家電分野などに幅広く適用されています。永久磁石モータにはブラシレスDCモータと永久磁石同期モータがあり、用途に応じて適用されている。

 本セミナーでは、永久磁石モータの代表である永久磁石同期モータを設計する際に、必要な技術である永久磁石同期モータの基礎から、永久磁石同期モータ設計のための材料技術、設計プロセスに沿った永久磁石同期モータ設計技術を分かり易く解説します。

 モータ設計技術も進化を続けています。現在、電磁界解析ソフトを用いるのが一般的になってきていますが、モータの本質を知る必要があります。以前のモータ設計技術(パーミアンス法によるモータ設計法)は、電磁界解析ソフトに頼らない設計プロセスであり、モータ内部の磁束の流れなど永久磁石同期モータの本質を把握できます。また、電磁界解析ソフトによるモータ設計法と、解析前の重要事項を解説します。

 

(5~6章)

 モータは世界の全電力消費のうち半分程度を占めると言われており、モータの高効率化技術は今後ますます重要となります。

 本講座は、需要が増大している永久磁石同期モータの高効率化を実現する技術習得を目的としています。セミナーの後半では、永久磁石同期モータの損失発生要因を分かり易く解説するとともに、電流ベクトル制御の直感的理解を目指します。

 最後に、モータの高速回転時や可変速運転時における高効率化技術について研究事例を交えて紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年03月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・各分野(産業、自動車、家電など)のモータ設計者の方
・研究開発、設計部門で永久磁石同期モータの知識を得たい技術者の方
・モータ応用開発のメカトロ技術者の方
予備知識 ・理系高卒程度の電気、電磁気関連の基礎知識
修得知識 ・永久磁石モータの基礎知識
・パーミアンス法による永久磁石同期モータの設計法
・電磁界解析を用いた永久磁石同期モータの設計法
・モータ電流ベクトル制御の直感的理解
・モータの高効率化に関する事例
プログラム

1.モータの基本事項

  (1).モータの定格

  (2).モータの効率

 

2.永久磁石モータの基礎

  (1).モータ分類

  (2).永久磁石同期モータとブラシレスDCモータ

    a.各駆動動作原理

    b.各駆動動作波形

  (3).巻線方式

    a.分布巻

    b.集中巻

  (4).モータ型式

    a.ラジアルギャップモータ

    b.アキシャルギャップモータ

  (5).回転子構造

    a.表面型(SPM)

    b.埋込型(IPM)

  (6).ブラシレスDCモータの電圧方程式

  (7).永久磁石同期モータのベクトル図

    a.動作原理

    b.座標変換

    c.電圧方程式とベクトル図

 

3.モータ設計のための材料技術

  (1).鉄心材料

    a.B-H特性比較

    b.電磁鋼板の特性

  (2).永久磁石材料

    a.ネオジム磁石の減磁曲線

    b.ネオジム磁石の不可逆減磁と回避策

 

4.永久磁石同期モータの設計技術

  (1).設計プロセス

  (2).モータ設計のための基礎

    a.磁気回路の基礎

    b.パーミアンス法の概要

  (3).事前決定事項の決定法

    a.モータ体格とモータ型式

    b.スロットコンビネーション

  (4).パーミアンス法によるモータ設計法

    a.パーミアンス法による磁気回路の計算

    b.巻線の設計計算

    c.モータ特性の計算

  (5).電磁界解析によるモータ設計法

    a.電磁界解析の概要

    b.解析前の設計値計算

    c.解析の進め方

    d.解析結果

 

(5章から、講師が変わります)

 

5.永久磁石同期モータの高効率化

  (1).モータの損失

    a.固定子の損失

    b.回転子の損失

  (2).モータ設計が損失に与える影響

    a.巻線

    b.鉄心

    c.永久磁石

  (3).モータ設計に必要な電流ベクトル制御の勘所

    a.ベクトル制御の直感的理解

    b.id=0制御

    c.最大トルク制御

    d.弱め磁束制御

 

6.トピックス:モータの高効率化の最新動向

  (1).高速回転モータの高効率化

    a.高速回転モータの需要

    b.空間高調波の原因

    c.複合磁性材リングを用いた埋込巻線モータ

  (2).高効率領域拡大を実現する可変磁束モータ

    a.可変速運転の需要

    b.可変磁束モータの原理

    c.複合磁性材を回転子に挿入した可変磁束モータ

キーワード 永久磁石同期モータ SPM  IPM 磁気回路 パーミアンス法 電磁界解析 固定子 回転子 ベクトル制御 最大トルク制御 弱め磁束制御 空間高調波 可変磁束モータ
タグ モータ車載機器・部品電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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