ショットピーニング技術の基礎と表面改質・金属疲労改善への応用 <オンラインセミナー>

~ ショットピーニングの基礎、新しいショットピーニング技術、異材接合への応用、ショットピーニング・レーザピーニングの特性と適用事例 ~

・ピーニング技術を用いた金表面改質による高強度化、異種材接合および疲労改善方法に活かすための講座!

・ショットピーニング技術の基礎、機械・投射材の種類と特徴、新しいショットピーニング技術、実際の加工事例までを具体的に修得し、金属製品の疲労強度向上に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

1~3章

 ショットピーニングは表面処理技術として知られており、自動車や航空機などの搬送機器において広く利用されています。大きな荷重を受ける歯車やばねなどの機械部品の疲労は重要であり、疲労改善方法としてショットピーニングが適用されています。

 本セミナーでは、ショットピーニング技術における加工法の特徴について学ぶとともにその効果について一層の理解を深めることを目標とします。具体的には、ショットピーニング機械の種類、投射材の特徴、カバレージ、アルメンゲージシステムなどについて、ショットピーニングを行う上で知っておかねばならない重要な内容について分かりやすく解説します。さらに、ばね鋼や浸炭鋼などの実用鉄鋼材料に加工処理して得られた研究事例について、またショットピーニングを応用した新しい接合技術についても紹介を行います。その他、微粒子ピーニングや超音波ショットピーニング、ショットレスであるウォータージェット、キャビテーションおよびレーザを利用したピーニング、など最新技術についても紹介します。

 ショットピーニング技術は、機械部品だけでなく、生体用チタン合金や福祉用マグネシウム合金などの多くの材料に対しても適用範囲が広がっています。ショットピーニングに関して30年近く携わってきた経験に基づき、分かりやすく解説いたします。今後も重要な技術と考えられるショットピーニングの理解を深めるために、ぜひご参加ください。

 

4章

 ショットピーニングは、日本においては、主に自動車部品に多く適用されている。一方、レーザピーニングは主にアメリカで適用が進んだが、日本国内で実施例はこれからであり、学ぶ機会が少ないです。 ショットピーニングもレーザピーニングも、対象材料の性質と、部品の使われ方の理解が最初に必要です。

 講師は、ショットピーニング・レーザピーニング両方とも扱う企業に所属しており、ピーニングの実際について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2024年02月06日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ショットピーニングの方法や原理について理解を深めたい方
・ショットピーニング・レーザピーニングの利用において、注意する点を知りたい方
・ピーニングによる各種金属材料の表面改質を検討している方
(ギヤ・歯車、シャフト、ばね、コンロッド、ボルト、金型、エンジン、サスペンション、タービンブレード、タンク、圧力容器、航空機機体、プロペラ)
予備知識 ・金属材料の基礎知識
・金属加工の知識があると理解が早い
修得知識 ・ショットピーニングの作用や効果に関する知識
・ショットピーニングの投射材や機械に関する知識
・ショットピーニングによる具体例を交えた新たな知識
・レーザピーニングの加工原理の理解
・ショットピーニング、レーザピーニング前後の機械的性質の変化の理解
・ショットピーニング・レーザピーニングの作用と効果の違いの理解
プログラム

1.ショットピーニングの基礎

  (1).ショットピーニングの概要

    a.浸炭や窒化などの表面処理技術の種類

    b.ピーニングの原理

  (2).ショットピーニングの作用と効果

    a.ピーニング作用と効果

    b.ピーニング向上のための温間、ストレス、多段ピーニング

  (3).ショットピーニング機械の種類

    a.空気式と機械式

    b.各種機械の特徴

  (4).ピーニング効果や強度の評価方法

    a.アルメンゲージシステム

    b.カバレージ

    c.残留応力

  (5).ピーニング用投射材の種類と特徴

    a.金属系と非金属系

    b.各種投射材の特徴

    c.比較的新しい投射材

 

2.ショットピーニングの導入と様々なピーニング技術

  (1).技術開発の変遷

    a.国外の研究と開発

    b.国内の研究と開発

  (2).新しいショットピーニングによる疲労改善

    a.超音波ピーニング

    b.ウオータージェットピーニング

    c.キャビテーションピーニング

    d.レーザピーニング

  (3).ピーニングの実例

    a.浸炭鋼やばね鋼

    b.合金工具鋼や高速度工具鋼

 

3.ショットピーニングによる異材接合への応用

  (1).ライニングによる表面改質

  (2).かしめによるバルク接合

  (3).薄板同士の突き合わせ接合

 

 

4章は講師が変わります

 

4.ショットピーニング・レーザピーニングの特性と適用事例 (90分)

  (1).ショットピーニングの加工方法の実際

     ・実際の加工設備

  (2).ショットピーニング・レーザピーニングによる疲労改善:作用(残留応力など)と効果(疲労強度)

  (3).今後の展望

     ・CN・DX的視点

キーワード ショットピーニング 表面処理 空気式 機械式 アルメンゲージシステム ピーニング用投射材 残留応力 超音波ピーニング レーザピーニング ライニング 異材接合
タグ 金型表面改質表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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