焼結技術の基礎とメカニズムおよび応用への活かし方 <オンラインセミナー>

~ 拡散機構、材料欠陥の熱力学、各種の焼結方法、評価方法、ナノコンポジットなどへの応用 ~

・現象が複雑で理論とあわないことが多い焼結技術を基礎から修得し、高品質な製品開発に応用するための講座
・熱力学や拡散の焼結の基礎から修得し、実際の焼結現象の理解と応用に活かせる特別セミナー! 

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講師の言葉

 焼結は、理屈がわかってもなかなかうまくいかない製造プロセスかもしれません。しかしながら、その理屈がわかっていれば工夫もしやすくなるのも事実だと思います。とはいえ、学生時代に講義として受けるようなものでもないかもしれません。そして、熱力学と拡散という取っ付きにくい分野がその中心になる上、粉末を扱うために現象が複雑で理論とあわないことが多々あるため、基礎の勉強がおろそかになりやすいのではないかと思います。
 今回のセミナーでは、焼結を基礎から理解することにより、応用に活かせる知識が修得できます。講演者が行っている研究事例も紹介させて頂きます。

本講座は、開始時間が10時45分からになりました

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年10月30日(月) 10:45 ~ 17:45
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・機械部品、金属部品、磁気部品、摩耗部品、熱電変換材料ほか関連製品分野の技術者、研究者の方
予備知識 ・基本的な物理や化学の知識
・材料熱力学や拡散の知識があればさらに分かりやすいです
修得知識 ・熱力学や速度論(拡散)から焼結の基礎理論や知識を習得し、実際の焼結現象の理解に役立てることができます
・焼結の現象論ではなく、基礎的知見からの理解ができ、応用へ活かせるようになります
プログラム

1.焼結の基礎
  (1).初期焼結
     ・初期焼結の定式化
  (2).中期焼結
     ・中期焼結の定式化(Cobleモデル)
  (3).終期焼結(Cobleモデル)
  (3).液相焼結
     ・液相の効果
     ・活性化焼結

2.拡散現象の基礎
  (1).拡散機構
  (2).フィックの法則

3.セラミックスの欠陥化学
  (1).材料欠陥の熱力学
  (2).欠陥の酸素分圧依存性:Kroger-Vink図

4.焼結の前工程
  (1).粉末の準備
      a.粉砕
      b.混合
      c.造粒
  (2).成形技術
      a.乾式成形
      b.湿式成形

5.各種の焼結方法
  (1).大気焼結
  (2).真空焼結、雰囲気焼結
  (3).加圧焼結
      a.ホットプレス
      b.熱間等方加圧焼結
      c.パルス通電焼結

6.焼結体の評価方法
  (1).密度測定
      ・アルキメデス法
  (2).粒径測定
  (3).組織観察

7.焼結技術の応用・事例
  (1).雰囲気調整法
  (2).パルス通電焼結
  (3).ナノコンポジット、MAX相セラミックスなど

8.まとめ

キーワード 焼結 拡散 セラミックス 欠陥化学 粉砕 混合 造粒 ホットプレス パルス通電焼結 ナノコンポジット
タグ 金属金属材料粉体・微粒子熱処理粉末治金
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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