カーボンニュートラル実現に必要な水素利用（製造・貯蔵）技術のポイントと最新技術動向　　＜オンラインセミナー＞

講師の言葉

　カーボンニュートラル実現のために、再生可能エネルギーの主力電源化と、様々な化石燃料のグリーン化が求められています。前者のためには、季節変動の平準化に水素が必要となり、後者のためにはカーボンリサイクル技術に水素が必要となります。

　本講義では、こうした水素利用技術について、その意義と概要を説明します。これまで流通してきた水素は、素材としての側面が強かったため、非常に高価な価格で取引されてきました。しかし、エネルギー貯蔵媒体としてとらえられた水素は、天然ガスと同等のエネルギーコストとなることが求められています。こうした水素の経済性について説明するとともに、これに加えて必要最低限の熱力学および動力学に関する知識を説明したのちに、水素製造技術について概観し、新しい熱化学水素製造技術についても触れたいと思います。水素貯蔵技術については、最近話題に挙がっているエネルギーキャリアについて紹介し、様々な水素貯蔵材料の特徴に触れ、最近注目されている新たな用途についても取り上げたいと思います。

こちらのセミナーは受付を終了しました。

次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。