ゴムの基礎と弾性解析の活用ポイントおよび製品開発への応用技術 <オンラインセミナー>

~ ゴムの基礎、ゴムの復合化と接合技術、製品開発への応用技術、ゴム弾性解析と強度解析への活用 ~

・ゴム材料の基礎から、異種材との複合化・接合技術を応用した製品開発、非線形性を表現するゴム弾性の解析手法を修得する講座!

・ゴムの配合設計、金属・樹脂との複合化・接合技術やゴム弾性解析技術を修得し、ゴム材料の選定や製品開発・トラブル対策・強度解析に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

1~4章

 ゴム製品は車をはじめとしたさまざまな分野・部品に使用させています。しかし、ゴム製品を製作するためには、ゴムの配合設計から成形に至るまで、様々な工程が存在し、工程ごとに高い技術や知識が必要となります。また、近年、様々な分野において軽量化、小型化といったニーズから、異種結合が注目されています。 本セミナーでは、ゴム混練から成形方法・トラブル解析までを具体的に解説いたします。

 

5章

 ゴム材料は様々な製品に活用されていますが、その性質は強い非線形性を示します。シミュレーションはものづくりをより良くするうえで有効な技術ですが、ゴム材料を含む対象物では、材料挙動や変形などの非線形性を表現できる手法を用いなければなりません 。

 本セミナーでは、構造解析によく用いられる有限要素法(FEM)の概要と、その中でのゴム材料の取り扱い方について、一部、事例を交えてご説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年11月09日(木) 10:30 ~ 17:00
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車部品、電子機器、制御機器、医療機器、通信機器、ロボット、重電、ゴムシート、印刷、船舶、航空、スポーツ用品などに携わる研究、設計、開発、生産技術、品質担当者の技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません。5章では、一部、大学で扱う数式が出てきますが、式を理解する必要はありません
修得知識 ・ゴムの基礎知識
・ゴム配合の基礎
・各種成形方法の理解
・各種ゴムの長所・短所
・ゴムのトラブル要因及び解決法
・接着結合の知識
・有限要素法の概要
・エネルギー関数の概要
プログラム

1.ゴムの基礎知識

  (1).ゴムとは

    a.加硫と架橋の違い

    b.ゴムの魅力

  (2).ゴムの配合設計

    a.材料及び配合設計要素

    b.加硫温度・時間が物性に及ぼす影響

  (3).一般的な製造工程及び成形方法による利点と問題点

    a.コンプレッション成形

    b.巻蒸し成形

    c.キャスティング など

  (4).ゴムの物理的特性

    a.ゴムの変形

    b.ゴムの摩擦・摩耗 など

  (5).ゴムのトラブルと対策

     ・ゴムローラのトラブル及び対策事例

 

2.ゴムの複合化

  (1).ゴム-金属の複合化/加硫(架橋)接着

    a.製造時のポイント

     ・接着剤の種類や選定方法

     ・難しい接着剤塗布の方法や勘所

     ・材質による金属表面処理方法の勘所

  (2).ゴム-金属の複合化/物理結合

    a.DLAMP

  (3).ゴム-樹脂の複合化/物理結合

    a.AKI-Lock接合技術

  (4).ゴム-樹脂の複合化/分子間結合(化学結合)

    a.ラジカロック接合技術

 

3.接合技術の活用

  (1).ゴムの優れた物性を活かす

    a.複合化による機密性向上を利用した各種パッキン

    b.高摩擦・耐摩耗性・樹脂を使用することによる軽量化と高機能化の両立

  (2).金属代替による軽量化

    a.ゴムローラなどの軽量化によるモーター負荷低減

    b.成形品への置き換えによるコストダウン

  (3).環境に優しい製品づくりへの活用

    a.溶剤による環境汚染レス

    b.リサイクルできないゴム使用量の低減

    c.シリコンなどの難接着材料への複合化

  (4).複雑な形状の製品化

    a.3D形状の筐体に複合化

    b.必要な部分に必要な形状で複合化

    c.接着面積の小さな部分に強固に結合

 

4.製品開発の応用事例

  (1).弱電関連
    a.各種搬送用及び給紙機構などのゴムローラ
    b.携帯端末などの防水

  (2).自動車関連
    a.エンジンカバーなどのパッキン

    b.ラジエーターのマウント

    c.モーターカバー

  (3).スポーツ関連
    a.マラソンシューズの靴底

    b.各種道具のすべり止め

  (4).その他

    a.部品の脱落が不可な食品機械への応用

    b.高グリップ力を利用した福祉用器具

 

5.ゴムの弾性解析とその活用法

※5章は、講師が変わります

  (1).CAEと有限要素法 (FEM)

  (2).有限要素法の概念と線形弾性解析

  (3).非線形解析

  (4).エラストマー

  (5).超弾性とエネルギー関数

  (6).ゴム材の強度解析への活用(シミュレーションのデモ)

キーワード ゴム 加硫 架橋 コンプレッション成形 キャスティング 複合化 接合技術 ゴムローラ
 自動車 弾性解析 有限要素法 エラストマー
タグ ゴム商品開発
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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