リチウムイオン電池の性能評価と劣化診断のポイント <オンラインセミナー>
~ 基本的なパラメーター、直流充放電に基づく電池評価、交流インピーダンスとその解析法、過渡応答に基づく電池の性能評価法、短時間劣化診断の技術 ~
・充放電測定や交流インピーダンス法の基礎と、それらのデータ解析結果から得られる電池状態の情報を活用し、バッテリーのパフォーマンスの最大化に活かすための講座!
・リチウムイオン電池の動作メカニズムと特性、劣化のメカニズム、EISと交流インピーダンス法による解析法を修得し、バッテリーの最適な評価手法の選定と劣化診断技術に活かそう!
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講師の言葉
リチウムイオン電池(LIB)は様々な物理的・化学的・機械的現象が複合的に発生している複雑なシステムです。そのポテンシャルを最大限に発揮させるには、電池内部でどのような現象が起きているか理解し、電池からどのような情報を引き出せば何に活用できるのか理解することが重要です。
本セミナーでは、LIBの基礎、電気特性の計測技術、それらを元にした劣化診断技術について包括的に解説いたします。さらに、EIS(電気化学インピーダンススペクトル)ないし交流インピーダンス法を始めとする線形領域での過渡応答について、特に重点的に取り上げ、劣化診断技術とその適用可能範囲について説明します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年11月15日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・これからリチウムイオン電池を使って機器への組み込みを検討もしくは購入を検討している方
・システム設計、開発を担当している技術者の方
・リチウムイオン電池材料に関わる研究開発者、電池を利用されるユーザの方
(自動車、電子機器、産業用機器、ロボット、通信機器、IT関係の技術者の方)
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予備知識 |
・高校程度の化学、電気の知識。特に専門的な予備知識は必要ありません |
修得知識 |
・リチウムイオン電池の動作メカニズムおよびその特性
・劣化メカニズムとその評価方法の理解
・最適な評価手法の選択方法 |
プログラム |
1.リチウムイオン電池 (LIB) の概観
(1).電池反応の基礎
(2).LIBの種類と特徴
(3).LIBの劣化診断のための情報
2.基本的なパラメーターと直流充放電に基づく電池評価
(1).電池容量、充電率 (SOC)、OCV
(2).LIBの劣化とそのパラメーター
a.LIBの劣化とは
b.LIBの特性パラメーター(「劣化度」)
(3).直流充放電に基づく電池評価
a.dQ/dV曲線から得られる情報
b.劣化に伴う充放電曲線の変化
3.交流インピーダンスとその解析
(1).交流インピーダンス計測の基礎
a.交流インピーダンス、電気化学インピーダンス(EIS)
b.Nyquistプロット/Cole-Coleプロット
(2).モデリングとデータ解析
a.Butler-Volmer式の導出
b.LIBの等価回路モデルとその設計
c.等価回路モデルを用いたLIBの内部現象の解釈
d.データ解析(等価回路解析、活性化エネルギー、緩和時間解析など)
(3).正確な計測のためのポイント
a.計測システムの設計
b.電池状態の安定性
4.過渡応答に基づく電池の安全性評価(交流インピーダンス以外の手法)
(1).パルスほか各種波形
(2).実働負荷の模擬
(3).大電流特性
(4).規格表現がある過渡応答評価手法
a.AC-IR
b.DC-IR
5.LIBの短時間劣化診断の技術
(1).LIBの劣化メカニズム
(2).LIBの劣化と特性パラメーターの関係
(3).LIBの劣化診断技術の概観
(4).交流インピーダンスに基づく劣化診断の実例
6. (Appendix) LIBの熱挙動
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キーワード |
劣化診断 SOC OCV 直流充放電 交流インピーダンス 過渡応答 安全性評価 特性パラメーター 熱挙動 |
タグ |
データ解析、リチウムイオン電池、電池 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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