全固体リチウムイオン電池の高性能化のためのデバイス積層技術と充放電特性の改善技術 <オンラインセミナー>

~ イオン伝導体と伝導機構、各種分析法の計測法、セラミックスおよび薄膜の形成法、電気二重層の充電スイッチング応答速度の改善 ~

・充放電特性が課題となっている全固体電池の劣化・挙動のメカニズムを修得し、より高性能な製品開発へ応用するための講座
・全固体電池の充放電特性改善技術を修得し、新たなデバイス構造の設計に活かし、高性能な製品開発へ応用しよう!

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講師の言葉

 現在、全固体リチウムイオン電池は、電気自動車やスマートフォン等に搭載されており、持続可能な環境・エネルギー蓄電素子となっています。
 ただ、充放電特性等の課題も抱えており、より高性能な全固体電池にするには、物理的な視点での劣化・挙動の機構についてアプローチを行い、新たなデバイス構造の設計も必要になっています。
 本講義では、物理的な視点で解明したリチウムイオン伝導を基に、薄膜積層技術や充放電特性を改善すべく方策について、研究開発の動向を俯瞰的・網羅的に紹介します。
 これから全固体電池の研究開発に従事する若手技術者だけでなく、現場の最前線で従事されているシニアの技術者にとっても、お役立ていただければ幸いです。

本講座の申し込み受付は終了しました

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年08月07日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・これから全固体電池の研究開発に従事される若手技術者の方
・自動車・電池業界の研究開発担当者、事業部や戦略室など社業全体を統括する方
・全固体電池に関する基礎的な知識、経験、興味のある方
予備知識 ・物理学・無機化学・電気化学の基礎知識
修得知識 ・リチウムイオン伝導機構の物理的な見解
・全固体電池の問題点と界面電気二重層の定量評価法
・全固体電池の薄膜積層技術と分光学的な定量評価法
・全固体電池の充放電特性におけるスイッチング応答速度を改善するデバイス構造と諸特性
プログラム

1.種々のイオン伝導体についての基礎事項の確認
  (1).イオン伝導体とは
  (2).酸化物イオン伝導体の物質名と伝導機構
  (3).リチウムイオン伝導体の物質名と伝導機構

2.イオン伝導度・各種分析法の計測法
  (1).交流インピーダンス法と電気化学解析法
  (2).光電子分光による電子構造・価数分析法
  (3).X線吸収分光(XAFS)による原子・電子構造の分析法
  (4).酸素欠陥量の定量分析法

3.リチウムイオン伝導体のセラミックスおよび薄膜の形成法
  (1).固相反応法によるセラミックス合成とリチウムイオン伝導特性
  (2).薄膜形成法
    a.レーザーアブレーション法
    b.RFマグネトロンスパッタ法
  (3).X線回折による構造解析
  (4).代表的なセラミックスのイオン伝導度
  (5).代表的な薄膜のイオン伝導度

4.全固体リチウムイオン電池技術と改善技術
  (1).全固体電池の動向
  (2).固体/固体電解質界面の電気二重層効果
  (3).固体電解質界面の電気二重層効果を定量評価する新手法
  (4).電気二重層効果の制御による電気二重層の充電スイッチング応答速度の改善

キーワード イオン伝導体 伝導機構 交流インピーダンス法 光電子分光 X線吸収分光 酸素欠陥量 セラミックス 薄膜 全固体リチウムイオン電池
タグ リチウムイオン電池蓄電電子部品電池
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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