熱電発電技術の基礎とモジュール開発およびシステム開発への応用 <オンラインセミナー>
~ 熱電変換材料の基礎と製造方法、熱電発電素子・モジュールの開発、持続可能な社会の実現に向けたクリーンな熱電発電システムの実用化 ~
本セミナーは日程が変更となりました。
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・熱電変換材料の特性から発電モジュールや発電システムの開発動向までを修得し、研究開発・製品開発に活かすための講座
・工場や自動車の廃熱や未利用熱エネルギーを活用するための熱電発電の実用化技術を修得し、メンテナンスフリーで長寿命な発電システムを実現しよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
熱電変換材料は、電力を与えると冷却(ペルチェ冷却)と発熱を起こし、温度差を与えると電力を生成(熱電発電)する大変ユニークな材料です。ペルチェ冷却作用を用いたアプリケーションは、既に身近な様々なシーンで活用されてきています。熱電発電は、熱を電気エネルギーに直接変換する固体装置であるため可動部が無くメンテナンスフリーで長寿命であり、スケール効果が無くて高出力密度で様々な熱源に適応できるという特長を持っています。しかし、熱電発電の様々なシーンでの活用にはまだ至っていません。持続可能な社会の実現に向けて、未利用熱エネルギーを直接電力として回収が可能で環境にも優しくクリーンな熱電発電システムの実用化が今後益々求められてきます。
本セミナーでは、熱電変換現象に関する基礎、熱電変換でできること、有望な各種熱電変換材料、素子・モジュールの種類、熱電発電システムなどについて開発事例を交えて詳しく解説します。
本セミナーは10月23日(月)に日程が変更となりました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年09月26日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料 |
受講対象者 |
・熱電変換材料や熱電発電に興味のある方
・熱電発電システムの開発・活用を考えている方
・熱電発電モジュールや発電システムの設計開発に携わる技術者や研究者の方
・SDGsに向けた新たな取り組みを検討している企業の方
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予備知識 |
・予備知識は特には必要ありませんが、例えば一般向けの書籍「環境調和型新材料シリーズ熱電変換材料」(日本セラミックス協会・日本熱電学会編・日刊工業新聞社・2005/10)などを一読されると更に理解が深まります |
修得知識 |
・熱電変換現象と熱電効果およびその活用方法
・熱電変換材料・発電モジュールおよび発電システムの開発事例
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プログラム |
1.熱電変換現象
(1).熱電変換の歴史
(2).真性半導体とn型及びp型半導体
(3).ゼーベック効果
(4).ペルチェ効果
(5).トムソン効果
(6).その他の熱電効果
a.磁気熱電効果(異常ネルンスト効果)
b.スピンゼーベック効果
c.横方向熱電効果
(7).熱電変換でできること
a.熱電対
b.ペルチェ冷却
c.熱電発電
2.熱電変換材料
(1).熱電変換材料に重要な物性
(2).性能の指標と変換効率
a.性能指数
b.性能指数と変換効率の関係
c.代表的な熱電材料の性能指数
(3).有望な各種熱電変換材料
a.Bi2Te3系化合物
b.亜鉛アンチモナイド化合物
c.(充填)スクッテルダイト化合物
d.クラスレート化合物
e.ホイスラー型化合物
f.PbTe系化合物
g.AgSbTe2-GeTe系化合物(TAGS)
h.マグネシウムシリサイド化合物
i.高マンガンシリサイド化合物
j.Si-Ge系合金
(4).熱電変換材料の製造方法
a.ブリッジマン法
b.溶融+焼結法
c.スパークプラズマ焼結法
d.液相-固相反応法
3.熱電発電素子・モジュールの開発
(1).積層型熱電発電素子の構造
a.積層型熱電素子の概念
b.積層比の決定方法
(2).Π型熱電モジュールの構造
a.両面基板型
b.ハーフスケルトン型
c.フルスケルトン型
d.中間保持板付フルスケルトン型
e.管状型
f.多層型
g.フレキシブル型
h.気密ケース内Π型熱電モジュールの発電シミュレーション
i.積層型素子によるΠ型熱電モジュールの熱電発電性能
(3).Π 型以外の熱電モジュールの構造
a.積層素子による直線型熱電モジュールの熱電発電性能
b.横方向熱電効果に基づく管状型熱電モジュール
(4).モジュール製造に関連する接合技術
4.熱電発電システムへの応用
(1).熱電発電システム開発の歴史
(2).廃熱を利用した熱電発電
(3).熱電発電システムの具体例
a.カスケード型熱電発電システム
b.宇宙での熱電発電システム
c.体温による熱電発電システム
d.温泉による熱電発電システム
e.連続鋳造設備における熱電発電システム
f.炎/沸騰水の温度差を利用した熱電発電システム
g.カセットガスファンヒーターの熱電発電システム
h.自動車廃熱による熱電発電システム
(4).車載熱電発電システムにおける発電量の試算
5.熱電変換の課題と将来展望
(1).熱電変換の課題
(2).廃熱利用による省エネルギー効果の試算
(3).熱電変換の将来展望
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キーワード |
熱電変換 熱電発電 ゼーベック効果 ペルチェ効果 トムソン効果 熱電対 ペルチェ冷却 材料開発 製造方法 モジュール 積層型素子 発電シミュレーション システム開発 排熱利用 宇宙 体温 温泉 連続鋳造設備 ガスファンヒーター 自動車 車載システム 省エネルギー 持続可能な社会実現 SDGs 未利用熱エネルギー
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タグ |
エネルギー、プラズマ、異種金属、スマートグリッド、材料、プラント、接着・溶着、熱処理、複合素材、溶接・接合、磁石・磁性材料、自然エネルギー、自動車・輸送機、車載機器・部品、省エネ、電子機器、電子部品、伝熱、熱交機器・熱電変換、配管、発電 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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