伝熱工学の基礎と蓄熱・蓄冷システムへの応用 <オンラインセミナー>
~ 伝熱工学の基礎と相変化を伴う熱移動、温度計測手法とそのポイント、蓄熱・蓄冷の方式・材料・利用例・留意点、最新の研究開発動向 ~
・伝熱工学の基礎から蓄熱・蓄冷技術とその応用技術までを修得し、廃熱や未利用熱を用いた熱利用システムの設計に活かすための講座
・カーボンニュートラルへの対策として期待される蓄熱・蓄冷技術の主要な方式や材料から最新の開発動向までを修得し、より高性能なシステムの開発に活かそう!
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講師の言葉
多くの産業において、蓄熱・蓄冷技術により、排熱の有効利用や熱利用システムの安定化が可能となり、現状の大きな課題であるカーボンニュートラルへの対策となる可能性があります。
本セミナーでは、まず、蓄熱・蓄冷技術を理解する上で重要となる熱移動の基礎に関して説明いたします。一般の現場では、様々な熱移動現象が生じますので、熱的設計や機器の性能理解ができるように、まず対象における基本的な伝熱メカニズムを理解し、論理的な分析や現象を大枠で理解できるように解説します。
次に、蓄熱・蓄冷の基礎について、顕熱蓄熱、化学蓄熱、潜熱蓄熱それぞれの考え方、用途、蓄熱材料や利用例などについて説明します。さらに、種々の各温度域や蓄熱用途ごとの蓄熱の考え方について述べ、有望な潜熱蓄熱物質含有機能性流体の紹介や熱移動特性について解説します。
また、蓄熱・蓄冷技術に関する様々なシーズが研究者から提案されていますので、それらの研究を中心に今後の動向について説明します。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年08月21日(月) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 |
・廃熱の有効利用や熱利用技術に関して興味のある方
・業務で温度制御や熱エネルギーの有効利用、カーボンニュートラルを検討する必要がある方
・蓄熱・蓄冷技術に携わる技術者の方で最新技術動向を知りたい方
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予備知識 |
・高校レベルの物理の基礎的な知識。ただし、どなたでも理解しやすいように所々で身近な熱移動現象も例にあげながら平易な説明をします |
修得知識 |
・伝熱・相変化現象の基礎的知識
・温度計測の基礎知識
・蓄熱・蓄冷の基礎知識(各種方式、蓄熱材料、利用例、留意点)
・蓄熱・蓄冷の研究・動向
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プログラム |
1.伝熱工学の基礎
(1).熱力学と伝熱学
(2).伝熱の三形態
(3).熱伝導の基礎と複数の熱抵抗がある場合の熱通過率
(4).対流熱伝達の基礎と境界層、層流・乱流、対流熱伝達で用いる無次元数
(5).種々の流れにおける熱伝達
(6).放射伝熱
(7).放射エネルギーの入射、黒体、電磁波と波長
(8).放射の法則、物体間の放射・形態係数について
2.相変化を伴う熱移動
(1).相変化について
(2).凝縮現象
(3).湿度について
(4).空気線図
(5).沸騰現象
(6).沸騰・凝縮を利用した熱移動:ヒートパイプ
(7).融解・凝固を伴う伝熱
3.温度測定方法および温度計測における注意点
(1).様々な温度の測定法
(2).棒状温度計、抵抗温度計、放射温度計の特徴および留意点
(3).熱電対による温度測定と様々な留意点
4.廃熱・未利用熱利用のための蓄熱・蓄冷技術
(1).蓄熱の考え方:目的、選定の仕方
(2).蓄熱の種類と特徴
a.顕熱蓄熱、化学蓄熱、潜熱蓄熱の説明と代表的蓄熱材料など
b.温度域での蓄熱・蓄冷
(3).地中蓄熱、躯体蓄熱、氷蓄熱、太陽熱蓄熱など
(4).潜熱蓄熱物質含有機能性流体
a.氷スラリーの熱伝達、生成法など
b.エマルション、マイクロカプセルスラリー、水和物スラリーなど
5.蓄熱・蓄冷の研究・開発動向
(1).最新の研究動向
(2).化学蓄熱
a.無機水和物など
(3).潜熱蓄熱
a.糖アルコール系
b.新たなエマルション
c.合金系
d.吸着・収着剤など
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キーワード |
伝熱工学 熱力学 熱伝導 対流熱伝達 熱通過率 放射 熱移動 凝縮 沸騰 融解 凝固 温度測定 計測 蓄熱 蓄冷 未利用熱 熱利用システム 排熱 廃熱 地中 躯体 氷 太陽熱 潜熱 カーボンニュートラル 熱設計 |
タグ |
ゲル・スラリー、エネルギー、エネルギーマネジメントシステム、化学工学、化学物質、環境、吸着、蓄電、電気、電気化学、電子機器、電池、伝熱、熱交機器・熱電変換、熱設計、発電、流体解析 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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