ファインバブルの基礎と応用技術および産業展開の最新動向 <オンラインセミナー>
~ ファインバブルの概要と応用事例、生成方法とその特性評価手法、ISO規格・JIS規格・FBIA認証制度、工業分野におけるアプリケーションと技術応用の世界的動向 ~
・様々な分野で注目を集めるファインバブルについて、その生成法から測定・評価手法や規格・認証制度まで、専門家から網羅的に修得できる講座
・ファインバブルの工業分野へのアプリケーションや技術応用の世界的な動向を修得し、自社における応用・実用化や新たな事業展開に活かすためのセミナー!
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講師の言葉
近年、ファインバブルと呼ばれる、「身近な泡」とは異なった極めて小さな泡への注目が集まっています。ファインバブルは研究、分析、評価が難しく、実用化するには多くの基礎知識が必要です。
本講演では、ファインバブルの生成原理と、一般的な基礎特性について、マイクロバブルとウルトラファインバブルについて、それぞれ紹介し、実際に行ってきた応用研究事例についても紹介します。
ファインバブルはサイズと濃度によって決定づけられる様々な優れた効果を有し、その効果を安定的に維持するためには、サイズと濃度を的確に把握しなければなりません。ここでは、最新のISO規格に基づいて、サンプリング手法および測定手法について、基本的考え方から留意すべき事項までを、具体的な事例に基づいて説明します。
続いて、消費者にとっての製品への安心、またメーカーにとっては市場での他製品と差別化の役割を果たすFBIA認証制度について、概要や、これまでの認証登録実績を踏まえた市場での位置づけについて解説します。合わせて、FBIA新認証制度の審査基準や申請に伴う手続きについて解説します。
最後に、先に述べた様々な効果を活かした、各分野におけるファインバブル応用技術について紹介します。農水と並んで近年実用化が進んでいるのが工業分野における洗浄応用および研削加工への応用であり、その事例と効果が発揮される理由についてわかりやすく説明します。
本セミナーは開催が延期となります。詳細は決まり次第、情報を更新させていただきます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2023年06月07日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
電気・機械・メカトロ・設備、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 |
・ファインバブルの生成原理や生成工程など基礎を学びたい方
・ファインバブルの応用を検討している方
・開発や生産技術に携わる技術者の方
・研削加工の効率を上げたい方
・ファインバブルという新しい技術を知ってコスト削減、生産性向上、社会課題の解決などに取り組みたい方
・ファインバブル製品の製造事業者又はこれから市場に参入しようとしている事業者
・既にファインバブルを導入していてその洗浄効率の向上を狙いたい方
・自社のファインバブル関連製品の特性を客観的に評価したい方
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予備知識 |
・機械工学、化学工学、物理化学の基礎があると理解しやすい |
修得知識 |
・ファインバブルの生成原理についての理解と、その応用利用範囲についての知識
・ファインバブルのサイズと濃度測定全般に関する知識
・FBIA製品認証登録制度の概要と、申請するに当たっての知識
・ファインバブルの工業用途応用に関する基礎知識。効果が発揮される主たる理由
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プログラム |
1.ファインバブルテクノロジーの基礎と産業応用(寺坂講師)
(1).ファインバブルとは
(2).マイクロバブル技術
a.食品添加へのマイクロバブルの応用
b.固体表面洗浄および水質浄化への応用
(3).ウルトラファインバブル技術
a.ウルトラファインバブル水による壁面洗浄
b.超音波付加によるウルトラファインバブル水洗浄
2.ファインバブルの発生原理(上田講師)
(1).マイクロバブルの生成手法
(2).ウルトラファインバブルの生成手法
3.ファインバブルを利用した応用研究事例(上田講師)
(1).環境や洗浄に関する研究成果
a.環境物質の除去と化学的反応との関係
b.ファインバブルを用いた洗浄利用効果
(2).農業利用に関する研究成果
a.花き植物の延命効果
b.根圏からの栄養吸収について
4.ファインバブル特性評価の基礎(島岡講師)
(1).ファインバブルの特性評価とは
(2).ファインバブルのサイズと濃度の測定
a.粒子径分布とは
b.ファインバブルに適用可能な各種粒子径分布測定法
c.個数濃度、面積濃度、体積濃度
5.ファインバブルの測定手法(島岡講師)
(1).マイクロバブルの測定
a.サンプル搬送システム
b.留意点
c.測定例
(2).ウルトラファインバブルの測定
a.サンプリングと試料調製
b.留意点
c.測定例
(3).シャワーヘッドの評価
a.試験システムの構成
b.留意点
c.測定例
(4).コンタミへの対応
a.基本的な考え方
b.ブランク水の取得
c.ブランク水による測定結果の補正
6.ファインバブル測定に関するISO規格とJIS規格(島岡講師)
7.FBIA製品認証登録制度の概要(上戸講師)
(1).制度とは
(2).制度の役割
8.FBIA認証登録製品の市場(上戸講師)
(1).認証登録実績
(2).シャワーヘッドの市場動向
9.認証登録審査(上戸講師)
(1).認証登録の手続き
(2).審査の実際
10.工業分野におけるアプリケーション(荒木講師)
(1).洗浄
a.部品脱脂予洗
b.部品・器具洗浄
c.CIP(定置洗浄)
(2).分離
a.特定成分の浮上分離
(3).凝集・分散
a.油分等の凝集促進と分散促進
(4).研削加工
a.研削加工効率・精度向上
b.ドレス回数低減による生産性の向上
11.ファインバブル効果が得られる理由(荒木講師)
(1).浮上分離
(2).疎水性物質の凝集と分散
(3).接触角の低下と浸透性の向上
(4).圧壊衝撃
(5).OHラジカルの発生
(6).溶存気体の影響
a.溶存気体量による影響
b.溶存気体種別による影響
12.ファインバブル技術応用の紹介と世界的な動向(荒木講師)
(1).ファインバブル技術応用
a.工業分野
b.農水分野
c.食品分野
d.医療分野
(2).世界的に見たファインバブル技術応用の動向
a.国別動向
b.アプリケーション別動向
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キーワード |
ファインバブル マイクロバブル 産業機械 半導体 道路 洗浄 浄化 食品 酸化防止 ファインバブル産業会 FBIA 認定 認証 製造業 アプリケーション 研削加工 工業 医療 農業 水産業 食品
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タグ |
イノベーション、食品、ナノテクノロジー、規格・標準、化学、化学工学、検査、新事業、環境、洗浄、切削・研削、粉体・微粒子、工作機、電子機器 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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