～拡散現象、セラミックスの欠陥化学、各種焼結方法、成形・焼結プロセスの実践技術、機能発現に向けた微構造制御技術 ～
・焼結や拡散の基礎と焼結の応用技術およびセラミックスの機能性向上技術を修得し、製品開発に活かすための講座
・基礎的な焼結方法から、成形技術との組み合わせにより焼結体の微構造制御を可能とする高度な焼結技術までを修得し、高機能な製品開発に応用しよう！
・ＷＥＢ会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
焼結技術の基礎とセラミックスの微構造制御による機能性付加・向上への応用 ＜オンラインセミナー＞
講師の言葉
（第１部）
焼結は、理屈がわかってもなかなかうまくいかない製造プロセスかもしれません。しかしながら、その理屈がわかっていれば工夫もしやすくなるのも事実だと思います。とはいえ、学生時代に講義として受けるようなものでもないかもしれません。そして、熱力学と拡散という取っ付きにくい分野がその中心になる上、粉末を扱うために現象が複雑で理論とあわないことが多々あるため、基礎の勉強がおろそかになりやすいのではないかと思います。
今回のセミナーでは、焼結を基礎から理解することにより、応用に活かせる知識が修得できます。講演者が行っている研究事例も紹介させて頂きます。
（第２部）
バルクセラミックスでの機械特性の向上、また機能発現や機能向上には、それぞれの機能や特性に合わせた微構造（密度、粒径、結晶配向、粒界制御）の造り込みが必要となります。
本講座においては、最終的な焼結過程にて効果的に微構造を制御するための成形、さらには成形性などを左右するスラリー作製のための粒子分散について解説し、緻密化後に塑性加工などの出来ないセラミックスにおける微構造制御に関して概説します。微粒子分散の実際の手法およびその適用例についての知識を習得し、各種成形法と焼結手法を用いたセラミックスの微構造制御の実例と有効性に関する情報が得られることを目的とします。
セミナー詳細
| 開催日時 |
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|---|---|
| 開催場所 | オンラインセミナー |
| カテゴリー | オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
| 受講対象者 |
・機械部品、金属部品、磁気部品、摩耗部品、熱電変換材料ほか関連製品分野の技術者、研究者の方 ・セラミックス創製に関して基礎的な知識を得たい技術者の方 ・焼結技術に関して基礎的な技術から先端技術まで修得したい方 ・セラミックスの特性向上を行うためのヒントが欲しい方 |
| 予備知識 |
・基本的な物理や化学の知識 ・材料熱力学や拡散の知識があればさらに分かりやすいです |
| 修得知識 |
・熱力学や速度論（拡散）から焼結の基礎理論や知識を習得し、実際の焼結現象の理解に役立てることができます ・焼結の現象論ではなく、基礎的知見からの理解ができ、応用へ活かせるようになります |
| プログラム |
（第１部） １．焼結の基礎 （１）． 初期焼結 （２）． 中・終期焼結 （３）． 液相焼結
２．拡散現象の基礎 （１）． 拡散機構 （２）． フィックの法則
３．セラミックスの欠陥化学 （１）． 材料欠陥の熱力学 （２）． 欠陥の酸素分圧依存性：Kroger-Vink図
４．各種の焼結方法 （１）． 大気焼結 （２）． 真空焼結、雰囲気焼結 （３）． 加圧焼結 ａ．ホットプレス ｂ．熱間等方加圧焼結 ｃ．パルス通電焼結
５．焼結技術の応用・事例 （１）． 雰囲気調整法 （２）． パルス通電焼結
（第２部） １．セラミックス成形プロセスの基礎と実際 （１）．スラリー中での微粒子分散・凝集（コロイドプロセスの基礎） （２）．スラリーを用いたセラミックスの成形 （３）．電場を利用したセラミックスの成形 （４）．磁場を利用したセラミックスの成形
２．機能発現に向けた微構造制御のための成形・焼結プロセスの実例 （１）．超塑性セラミックスの作製事例 ａ．アルミナ基セラミックス超塑性 ｂ．ジルコニアセラミックス超塑性 （２）．炭化ケイ素（難焼結材料）での実例 ａ．SiC粒子のミリ波焼結 ｂ．無助剤でのSiC緻密化（コロイドプロセスとSPSの利用） （３）．透光性セラミックスの作製事例 ａ．透光性窒化アルミニウム ｂ．透光性アルミナ（多結晶サファイヤ） ｃ．透光性窒化アルミニウム （４）．細孔構造制御セラミックスの作製事例 （５）．リチウム二次電池電極（LiCoO2正極）の作製事例 （６）．イオン伝導体の微構造制御と伝導特性 （７）．配向積層セラミックスの作製事例 （８）．三次元結晶配向セラミックスの作製事例 |
| キーワード |
焼結 拡散 セラミックス 欠陥化学 粉砕 混合 造粒 ホットプレス パルス通電焼結 成形 スラリー コロイド 微粒子 分散 凝集 ＳｉＣ 機能性向上 機能発現 微構造制御 リチウムイオン二次電池 |
| タグ | ガラス、化学、金属、金属材料、材料、添加剤、成形加工、分散、粉体・微粒子、熱処理、電子部品、電池 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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