伝熱・熱回路網の基礎と解析および熱設計への活かし方とそのノウハウ  ~演習・デモ付~ <オンラインセミナー>

~ 熱抵抗の分類・解析のための最重要ポイント、熱回路網の組み方、定常および非定常熱回路網法の計算時の注意点 ~

・計算も早く、正確な解が得やすい熱回路網法を修得し、製品の熱設計に応用するための講座

・機器の小型化と高速化により一段と重要となっている熱設計に不可欠な伝熱と熱回路網法を基礎から学び、信頼性の高い製品開発に活かそう!

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講師の言葉

 機器の熱設計は、小型化と高速化に伴って、電気設計以上に重要になっている。そのため、設計者は、伝熱の基礎を含めた設計の基礎を把握し、最適設計の構築が期待されている。その最適な熱設計に解析技術を応用することも期待されている。そこで、市販の汎用流体解析(CFD)ソフトを利用することが期待されているが、CFD解析には、数値解析に関する深い知識を必要とし、計算時間もかかり、CFD解析を用いても、かならずしも正確な解は得られない状況が多く見受けられる。
 それに対し、電気回路と熱回路との類似性を利用した熱回路網法は、計算があっという間であり、回路モデルの構築のノウハウを得れば、正確な解も得やすい特徴があり、利用要求が強い。今回は、簡単な解析技術として熱回路網法をパソコンでの計算実例を通して学習する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2023年01月10日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器の設計者の初心者から中級・上級者の方
・発熱問題、放熱対策でお困りの方
・伝熱・放熱技術に興味のある方
・電子製品の設計あるいは関連材料・部品の設計に関わる方
予備知識 ・伝熱の知識があれば理解しやすいです
修得知識 ・伝熱・熱回路網の基礎と実際の熱設計への応用
プログラム

1.伝熱の基礎
  (1).対流とは
  (2).熱伝導とは
  (3).放射とは
  (4).無次元数
  (5).熱抵抗とは
  (6).エンタルピ式の扱い方
  (7).基礎を設計に活かすための計算演習

2.熱回路網の基礎
  (1).熱抵抗の意味と扱い方
  (2).熱容量の意味と扱い方
  (3).方程式の立て方
  (4).解法の仕方
  (5).熱抵抗の分類・解析のための最重要ポイント
  (6).熱回路網の組み方

3.熱回路網の応用例
  (1).電球型蛍光管の定常解析の実例
    a.発熱体が複数ある場合の設計ポイント
    b.周囲温度が変化する場合の対応ポイント
    c.解析結果の評価の仕方
    d.設計パラメ―ターの変化サーベイの方法
    e.熱回路網の組み方
  (2).フィンからの熱漏れの定常解析
    ・節点が多ければよいわけではない
  (3).パワートランジスタ基板の非定常解析
    a.きわめて少数の節点で解析できる
    b.熱現象を解析モデルに活かす方法
  (4).相変化のある非定常解析の実例
    a.きわめて少数の節点で解析できる
    b.設計と解析とのコラボ
    c.相変化を扱うポイント

4.定常 熱回路網法の計算
  (1).データの作り方
  (2).データの入力
  (3).実行の方法
  (4).計算結果の見方
  (5).データの入力の注意点

5.非定常 熱回路網法の計算
  (1).データの作り方
  (2).データの入力
  (3).実行の仕方
  (4).計算結果の見方
  (5).データの入力の注意点
  (6).熱容量の扱い方

キーワード 伝熱 対流 熱伝導 放射 熱抵抗 熱回路網 フィン 熱漏れ 非定常解析
タグ 精密機器・情報機器研究開発商品開発パワーデバイス計測器電源・インバータ・コンバータ電子機器電子部品電装品伝熱熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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