Rustプログラミングの基礎と高速かつ安全性の高いシステム開発への応用 ~1人1台PC実習付~

~ ソフトウェアの安全性とメモリ管理、Rustプログラミングの基礎と各機能、並行プログラミング ~

・安全性とパフォーマンスを両立するRustプログラミングを修得し、システム開発へ応用するための講座
・Rustの基礎から機能の効果的な活用法までを修得し、安全性の高いシステム開発に応用しよう!
※PCは弊社で用意いたします

講師の言葉

 Rustは安全性とパフォーマンスの二つを両立するプログラミング言語で、近年非常に注目されており、AndroidのBluetoothスタック、Linuxカーネル、Google Chrome OSなどへ導入が進められています。従来のCやC++では、未初期化変数、バッファオーバーラン、use-after-free、エラーハンドリング忘れといったバグが発生し、それらはプログラムを停止させるばかりではなく、システムの脆弱性となりえます。C、C++では発見が難しかったこれらバグは、Rustではこれらをコンパイル時に発見可能です。また、PythonやJavaのようにガベージコレクションを利用していないため、C、C++と同等の速度で実行させることが可能であり、動作パフォーマンスにシビアな環境へも適用可能です。
 本セミナーで扱うRustは従来のプログラミング言語には無い安全性を備えた言語であり、PythonやJavaと比較して処理速度が高速であるという特徴から、今後のソフトウェア開発への活用も期待されます。
本講義では、ソフトウェアの安全性という観点から、Rustの基本と安全性機能について紹介します。また、ハンズオン形式の演習をとりいれ、簡単なRustプログラミングも行います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年12月15日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・Rustプログラミングの特性を修得し、システム開発へ応用されたい方
・組込みソフトウェア開発の業務に携わる方
・自動車、家電、設備、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・プログラミングの基本知識(C言語の知識があれば十分です)
修得知識 ・ソフトウェアの安全性とパフォーマンス性を両立したプログラミングの実装
・Rustプログラミングの基礎とシステム実装のポイントを修得できる
プログラム

1.ソフトウェアの安全性とメモリ管理
  (1).ソフトウェアの安全性
    a.各種バグ
     ・バッファオーバーラン
     ・未初期化変数
     ・use-after-free
    b.バグが引き起こした事故の事例
  (2).メモリ管理手法
    a.ガベージコレクション
    b.参照カウンタ
    c.循環参照

2.Rustプログラミングの基礎
  (1).基本的な構文と文法
    a.型システム
    b.関数と変数
    c.制御構文
  (2).所有権と借用
    a.所有権
    b.ライフタイム
    c.借用

3.発展的なRustプログラミングの機能
  (1).トレイトの機能と役割
  (2).ジェネリクスの機能と役割
  (3).演習
    ・簡易レジスタマシンの実装

4.並行プログラミング
  (1).マルチスレッド
    a.チャネル
    b.同期処理
  (2).非同期プログラミング
    a.select
    b.async/await
  (3).演習
    a.async/awaitを用いた非同期プログラミングの実装

キーワード メモリ解放 Rust プログラミング システム ソフトウェア 組込み 同期 非同期 トレイト ジェネリクス
タグ 組み込みソフト
受講料 一般 (1名):55,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):49,500円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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