伝熱工学・熱設計の基礎と熱電発電モジュール開発および小型化・高効率化への応用 <オンラインセミナー>

~ 熱電特性/ゼーベック効果/ペルチェ効果、伝熱工学の基礎と熱抵抗モデル、熱電発電モジュールの小型化・高効率化への応用 ~

・熱電発電において重要な伝熱工学を基礎から修得し、高効率な熱電モジュールの設計・開発に応用するための講座

・自動車排気ガスや工場排熱など廃棄されるエネルギーを有効利用するための伝熱工学と熱電発電技術を修得し、エネルギー問題や環境問題に貢献しよう!

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講師の言葉

 熱電発電に関わる熱設計で伝熱工学と呼ばれる熱輸送を知っていると大いにその理解が深まり、熱電モジュールの小型化・高効率化を目指す上でも重要となります。高い無次元性能指数ZTが熱電発電の効率に直結している理由、出力向上にはモジュール形状も重要であることがわかるようになります。熱電デバイスの対流による冷却においても、平板に沿う層流の強制対流問題を具体的に解き、次元解析を経験することで、無次元数で示される相関式の意味が見えてきます。近年、一般的である熱輸送の数値解析についても初歩的な問題の解き方を知ることで、さらに複雑な問題を扱う商用ソフトウェアの理解を一歩深められることでしょう。

 本セミナーでは、このような伝熱工学の理解を第一の目標として、非定常熱伝導から熱抵抗を使って解く定常熱伝導、熱と流れ、数値計算、熱電発電メカニズムについて講義し、熱電モジュールの開発や小型化・高効率化を行なうための重要な基礎知識の習得を目指します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年11月04日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・伝熱工学の基礎を知りたい方
・熱電発電に興味のある方
・熱電発電の開発に携わっている技術者の方
予備知識 ・大学生2年生程度の数式・物理は必要です
 最低でも高校物理の知識は必要とします
修得知識 ・伝熱工学、熱設計の基礎
・熱電発電モジュール/デバイスの開発に必要な基礎知識
・熱電モジュールの小型化・高効率化技術
プログラム

1.熱電変換の基礎

  (1).熱電発電について

    a.熱電特性

    b.ゼーベック効果

    c.ペルチェ効果

 

2.熱伝導について

  (1).熱輸送現象の概略

  (2).熱伝導

    a.熱伝導方程式

    b.1次元非定常熱伝導方程式

    c.数値計算

    d.熱抵抗

    e.ハーマン法

 

3.熱と流れ

  (1).基礎方程式

    a.質量保存

    b.運動量保存

    c.エネルギー保存

  (2).次元解析

 

4.層流熱伝達

  (1).プロフィル法

  (2).数値計算

 

5.熱抵抗モデル

  (1).熱抵抗とは

  (2).熱設計での具体例

 

6.熱電発電モジュールの小型化・高効率化への応用

  (1).熱電半導体

  (2).熱電発電メカニズム

  (3).無次元性能指数ZT

  (4).モジュール開発の事例

  (5).小型化・高効率化を実現するために必要な技術

    a.微細加工技術

    b.印刷技術

キーワード 熱電発電 熱電変換 熱電モジュール デバイス開発 小型化 高効率化 熱設計 伝熱工学
熱伝導 熱抵抗 熱伝達 半導体 微細加工 印刷技術
タグ 精密機器・情報機器エネルギーナノテクノロジーエネルギーマネジメントシステム自然エネルギー自動車・輸送機省エネ電気電子部品伝熱熱交機器・熱電変換熱設計発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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