重要性が高まる「めっき技術」の基礎と機能性付与技術および最新めっき技術と応用 <オンラインセミナー>

~ エレクトロニクス分野へめっき法を使用する利点と注意点、ワイヤーボンディング用金めっきの薄膜化、非水溶媒を用いた新しいめっき技術、環境調和型新規めっき技術 ~

・電子部品の重要なキーテクノロジーとなっているめっき技術を修得し、製品開発へ応用するための講座

・めっき技術の基礎から用途に合わせた処理技術や最新のめっき技術まで修得し、高機能な製品開発へ応用しよう!

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講師の言葉

 1970年にスパッタリング法が活発に実用化され、1980年代に「めっき技術」の研究が軽視されていったが、1980年代に磁気ヘッドや1997年に半導体の銅配線にめっきが使用され、めっき技術への社会的なニーズが高まった。

 さらに、ウエハ上の薄膜形成に、上述のIBMによる銅めっき(ダマシン法)により、電気めっきが使用されたことにより、後工程のウエハレベルチップサイズパッケージにも使用されるようになった。

 異方性導電性テープ中の導電粒子にも、貫通電極にも、部品内蔵基板にもめっき法が使用されている。さらに、厚さが必要な高密度実装でのウエハレベルチップサイズパッケージや部品内蔵基板技術でも、めっき技術が重要なキーテクノロジーとなっている。

 さらに、有機溶媒からのアルミニウムのめっきなども活発に研究されている。その他の新しいめっき技術の紹介も行う。また、米国や欧州などの産業創生方法についても解説する

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年12月20日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・これからめっき法を活用しようとしている方からめっきの技術者まで
・新しいめっき技術を知りたい方
・電子部品、電子材料、金属部品ほか関連企業の方
予備知識 ・化学の基礎があった方が理解しやすい
修得知識 ・めっき技術の基礎
・新しいめっき技術
プログラム

1.今、めっき法がエレクトロニクスデバイスへの重要度が高まっているのか?

(1).小型化・多機能化の進展を支える技術

(2).実装技術の必要性

(3).エネルギー分野やヘルスケア分野への応用

 

2.めっき法の躍進

(1).今までのめっき技術

(2).スパッタリング法との比較

(3).エレクトロニクスにめっきが使用されるようになる2つの要素

(4).現在のエレクトロニクス分野へのめっき法の適用

(5).エレクトロニクス分野へめっき法を使用する利点

(6).エレクトロニクス分野へめっき法を利用する際の注意点

 

3.エレクトロニクスデバイスを進化させるめっき技術

(1).めっき法とは

(2).プリント基板の微細化(配線形成技術、基板の平坦化)

(3).プリント基板の積層化(ビア技術)

(4).積層チップの貫通電極

(5).異方性導電粒子の作製法

(6).ウエハにめっきするバンプ形成技術

(7).フレキシブル配線板とITOの接合

(8).ワイヤーボンディング用金めっきの薄膜化

(9).コネクタのめっき

(10).チップ部品のめっき

(11).大型デバイスのめっき

(12).めっき法によるガラスマスクの作製

(13).医療分野へのめっき技術の展開 

(14).粒子を用いた反応性分散めっき

(15).非懸濁液からの分散めっき膜の作製(Zn₋Al2O3、Zn-TiO2)

(16).その他(放熱材料としてのCu-Mo合金など)

 

4.非水溶媒を用いた新しいめっき技術

(1).非水溶媒(有機溶媒とイオン液体)とは

(2).溶媒をめっき法に用いる利点

(3).非水溶媒をもちいためっき法の例(AlおよびAl合金を中心に説明)

 

5.環境に対する注意点

(1).シアンを含まないめっき浴からのシアンの検出

(2).めっき法による環境問題の過去の知見

(3).めっき法を用いる時の環境に対して新たに必要となる知見

 

6.その他の新しいめっき技術

(1).ハロゲン化物系濃厚水溶液を用いる金属電析

(2).環境調和型新規めっき技術

(3).めっきの過去現在未来(硬質クロム、ビアフィル銅、塗装下地、自動車用亜鉛)

(4).その他

キーワード めっき スパッタリング法 配線形成 ビア技術 積層チップ 異方性導電粒子 バンプ形成 フレキシブル配線板 有機溶媒 イオン液体 めっき浴 金属電析
タグ クリーンルーム研究開発商品開発材料表面処理・めっき
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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