ウェブハンドリング技術の基礎とトラブル対策 <オンラインセミナー>

~ ウェブの力学的性質、ウェブハンドリングのトライボロジー、巻取理論と実践トラブル対応 ~

・ウェブの不具合メカニズムと改善策を学び、高品質な製品開発へ応用するための講座

・折れしわやスリップ、しわ、巻き締り、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合の原因と対策法を修得し、トラブルの未然防止に活かそう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時にはしわ、巻き締り、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることがあると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。
 本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月26日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ウェブハンドリング(巻取や搬送)に関係し、ウェブの製膜やコンバーティングの生産現場で、トラブル改善に取り組んでいる方
・理論を生産現場に活用した事例に関心がある方
・機械メーカーや各種材料メーカー等で技術の知見を深めたい新人~中堅の技術者・研究者の方
予備知識 ・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
修得知識 ・ウェブの基礎的な力学的性質について理解できる
・ウェブの不具合メカニズムについて理解できる
・ウェブの不具合の改善法について理解できる
プログラム

(第1部)

1.ウェブハンドリングの基礎
  (1).ウェブとウェブハンドリング
  (2).ウェブハンドリング技術のポイント
  (3).ウェブハンドリングの研究の流れ
  (4).まとめ

2.ウェブの力学的性質
  (1).ウェブに作用する力とその変形
  (2).フックの法則
  (3).ウェブ素材の構造と弾性の関係
  (4).液体の構造と粘性
  (5).粘弾性体とその力学的モデル
  (6).ウェブの曲げ
  (7).ウェブの座屈
  (8).ウェブの折れしわ

3.ウェブハンドリングのトライボロジー
  (1).ウェブ搬送とトライボロジー
  (2).摩擦力と摩擦係数
  (3).摩擦係数の測定
  (4).オイラーのベルト公式
  (5).固体の接触と摩擦
  (6).摩擦のメカニズム
  (7).摩擦係数のコントロール
  (8).マクロスリップの発生条件と抑止方法

(第2部)

4.理論と現実最近の研究内容
  (1).トラブルへのアプローチ
  (2).生産プロセスでのトラブル

5.巻取理論と実践トラブル対応
  (1).理論の概観
  (2).基礎モデル(巻取理論の本質)
  (3).拡張モデル
    a.タッチ巻取方式
    b.巻込み空気
    c.環境温度変動
    d.粘弾性特性
    e.厚みムラ
  (4).実践トラブル対応
    a.トラブル発生メカニズム
    b.理論的考察
    c.対策事例
                  

キーワード ウェブハンドリング フックの法則 粘弾性体 力学的モデル 曲げ 座屈 折れしわ 摩擦係数 ベルト公式 マクロスリップ 巻取理論
タグ ポリマー延伸・ウェブハンドリングトライボロジー樹脂・フィルム包装
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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