強度設計に活かすための材料強度学と応力・ひずみ解析の基礎および残留応力測定法 <オンラインセミナー>

~ ミクロ組織とマクロ特性(機械的性質)の関係、金属の強化方法とその原理、疲労破壊のメカニズムと疲労強度に影響を及ぼす因子、材料力学による応力・ひずみの算出、残留応力とその測定方法 ~

・構成材料の機械的性質や損傷・破壊のメカニズム、応力・ひずみの解析法を学び、強度設計へ活かすための講座

・機械構造物の信頼性に関わる残留応力とその測定方法を修得し、損傷と疲労破壊の未然防止に活かそう!

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講師の言葉

 設計者にとって機械部品の損傷と破壊を防止することは重要な課題です。そのためには自分が設計した部品の構成材料の機械的性質やミクロ組織、そして損傷や破壊のメカニズムを詳細に知ることが必要不可欠です。また、実際の製品に発生する応力・ひずみの解析手法の取得も重要です。
 このセミナーでは、機械設計で必要とされる材料強度学の基礎および応力・ひずみ解析に関して最低限の基礎知識を皆さんに理解していただくことを目的としています。材料のミクロ組織とマクロ特性の関係から弾性変形、塑性変形、そして破壊まで平易に解説いたします。また、応力・ひずみの定義や算出方法、そして実機で問題となる残留応力の発生要因や計測技術についても解説いたします。製造現場における実例を交えながら講義を行い、学んだ知識が現場でどのように利用されているか確認します。入社5年以内の若手技術者を対象としており、学校で学んだ知識を再確認および再構築して、技術者として製造現場での設計や技術開発に役立てていただきたいと考えております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月18日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・製造現場における設計者、技術開発者の方
(主に入社5年以内の方で、学校で学んだ知識を再確認および再構築して現場に役立たせたい方)
予備知識 ・特に必要ありません。基礎的な事項から丁寧に説明します
修得知識 ・機械材料(金属、高分子材料、セラミックス)のマクロ・ミクロ特性に関する基礎知識
・材料の機械的性質と評価方法に関する基礎知識
・機械部品の損傷の80%を占める「疲労破壊」に関する知識の取得
・材料力学による応力/ひずみ解析の基礎と応用
・残留応力に関する基礎知識と計測事例
プログラム

1.材料の分類・ミクロ組織とマクロ特性(機械的性質)の関連
  (1).分類と用途(金属、セラミックス、高分子材料など)
  (2).機械的性質の評価方法
  (3).ミクロ組織とマクロ特性(機械的性質)の関係

2.変形(弾性と塑性)
  (1).弾性変形と塑性変形の相違(マクロ特性とミクロ特性)
  (2).金属における理想強度と現実強度とのギャップ
  (3).転位とは何か
  (4).金属の強化方法とその原理

3.破壊と疲労強度
  (1).破壊の分類と影響因子
  (2).破面解析(破断面の見方)
  (3).き裂の力学(破壊力学概論)
  (4).疲労破壊のメカニズムと疲労強度に影響を及ぼす因子

4.応力・ひずみ解析の基礎
  (1).応力・ひずみとは?
  (2).応力-ひずみ線図の読み方
  (3).材料力学による応力・ひずみの算出
  (4).破壊と応力・ひずみ

5.機械構造物の信頼性に関わる残留応力とその測定方法
  (1).残留応力とは?
  (2).残留応力の発生原因
  (3).信頼性に及ぼす影響
  (4).残留応力の測定方法と適用例の紹介
      (ひずみゲージ法、X線回折法、高エネルギーX線、中性子回折)

キーワード ミクロ組織 マクロ特性 機械的性質 弾性 塑性 転位 破壊 破面解析 き裂 疲労破壊 応力 ひずみ解析 残留応力 ひずみゲージ法 X線回折法 高エネルギーX線 中性子回折
タグ 金属金属加工材料疲労最適化・応力解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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