• 2022年10月13日(木) 10:30 ~ 17:30

１．ループヒートパイプの基礎
　　（１）．従来技術とその問題点
　　（２）．ループヒートパイプの動作原理
　　（３）．ループヒートパイプの歴史
　　（４）．各構成要素の名称と役割および求められる特性

２．ループヒートパイプの理解に必要な伝熱、流体の基礎
　　（１）．熱伝導の基礎
　　（２）．多孔体の熱伝導率
　　（３）．対流熱伝達の基礎
　　（４）．蒸発、沸騰および凝縮
　　（５）．表面張力と毛細管現象
　　（６）．圧力損失（単相および二相流）

３．ループヒートパイプの設計方法
　　（１）．ループヒートパイプの性能予測
　　（２）．各構成要素のモデル化
　　（３）．リザーバの設計の考え方
　　（４）．作動流体封入量の決め方
　　（５）．設計、性能予測の実例

４．ループヒートパイプの製造
　　（１）．ウィック材料に求められる特性、製造方法
　　（２）．ウィック材料の評価方法（細孔分布、浸透率、熱伝導率測定方法）
　　（３）．容器の選定
　　（４）．作動流体に求められる特性
　　（５）．作動流体の物性
　　（６）．製造工程、検査
　　（７）．作動流体封入

５．ループヒートパイプの性能試験、伝熱性能評価
　　（１）．ループヒートパイプの性能試験装置
　　（２）．蒸発器加熱方法
　　（３）．凝縮器冷却方法
　　（４）．ループヒートパイプの性能試験方法（起動特性、定常特性、過渡特性、重力依存性）
　　（５）．ループヒートパイプの伝熱性能の評価方法

６．ループヒートパイプの研究動向
　　（１）．ループヒートパイプの類似技術（自励振動ヒートパイプ、ループ式サーモサイフォン）と特徴比較
　　（２）．ループヒートパイプの材料開発研究（ウィック、作動流体）
　　（３）．ループヒートパイプの基礎研究（ウィック熱流動特性、内部可視化）
　　（４）．ループヒートパイプの多機能化の取り組み（流動制御・温度制御）

７．ループヒートパイプの実用化研究開発事例
　　（１）．自動車・鉄道
　　（２）．小型デバイス
　　（３）． PC・ＬＥＤ
　　（４）．人工衛星・航空機
　　（５）．ループヒートパイプのこれから

８．講演者のループヒートパイプ研究紹介
　　（１）．ループヒートパイプの基礎研究
　　（２）．ループヒートパイプの実用化研究
　

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