プラスチックの力学特性と複合化による耐衝撃性改善技術への応用 <オンラインセミナー>

~ 力学の基礎、高分子材料の試験と評価方法、熱可塑性プラスチックの成形加工温度と力学特性、耐衝撃性改善技術と事例 ~

・プラスチック成形品の力学特性基礎技術を学び、耐衝撃性の改善技術に活かすための講座

・プラスチック成形品の力学特性から耐衝撃性の改善技術までを修得し、熱可塑性プラスチックの耐衝撃性を確保した信頼性の高い製品設計に活かすための講座!

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講師の言葉

 プラスチックは金属、セラミクスと肩を並べる3大材料の一つと言われています。プラスチックは他の材料と比べて、軽量でかつ比較的低い温度で成形できるために様々な成形加工法が開発され、日用品から輸送機器に至るまで広域な分野で使用されています。

 本講義では、まずプラスチックの力学特性に関する基本的な項目について、理論を交えながらご紹介します。そこから本講義のトピックである耐衝撃性に焦点を当てて解説し、今まで得てきた研究成果の一部を実例として紹介しながら耐衝撃性の改善手法を詳しく解説します。

 本講義では数式が多数出てきますが、感覚で理解できるように丁寧に解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年10月24日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチック素材の開発に携わっている方や複合材料やポリマーブレンドに興味のある方
・プラスチックの成形加工に関わっている方も参考となる内容です

予備知識 ・プラスチック素材の開発に携わっている方や複合材料やポリマーブレンドに興味のある方
・プラスチックの成形加工に関わっている方も参考となる内容です

修得知識 ・プラスチック素材の開発に携わっている方や複合材料やポリマーブレンドに興味のある方
・プラスチックの成形加工に関わっている方も参考となる内容です

プログラム

1.力学の基礎
  (1).力学とは?
  (2).力の分類
  (3).応力やひずみの概念
  (4).弾性率の概念
  (5).負荷条件と主応力
  (6).負荷条件と降伏条件
  (7).プラスチックの力学特性に関する負荷速度依存性
  (8).耐衝撃性とは?

2.解析・材料設計に必要な高分子材料の物性に関する試験と評価方法
  (1).3点曲げ試験
  (2).ショートビーム試験
  (3).ノッチ付き衝撃試験
  (4).示差走査熱量解析

3.熱可塑性プラスチックの成形加工温度と力学特性
  (1).プラスチックの降伏現象:クレイズとせん断降伏
  (2).降伏応力の射出成形温度依存性
  (3).降伏応力と破壊じん性
  (4).破壊じん性の射出成形温度依存性

4.応用編:熱可塑性プラスチックの耐衝撃性改善手法事例
  (1).ポリマーブレンド
    a.エラストマーブレンドによる破壊じん性改善
      ・実例-1:PS/SEBS
    b.硬質プラスチックブレンドによる延性化
      ・実例-2:PP/PS
    c.相容化剤添加による延性化
      ・実例3:PP/PS/SEBS
    d.反応性添加剤による破壊じん性改善
      ・実例4:PC/ABS
  (2).繊維強化
    a.繊維の引抜けによる破壊じん性改善
      ・実例1:PP/長繊維AF
      ・実例2:PP/短繊維GF/MAH-PS
    b.繊維とナノフィラーとの併用による破壊じん性改善
      ・実例1:PP/短繊維GF/CNF
      ・実例2:PP/短繊維GF/CNT

5.まとめと質疑応答

キーワード プラスチックの力学特性 耐衝撃性 熱可塑性 プラスチック成形 熱硬化性破壊じん性 高分子工学 高分子複合材料 負荷速度依存性 繊維強化 
タグ プラスチック高分子射出成形樹脂・フィルム成形加工疲労複合素材
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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