高周波技術の基礎と高周波回路の設計およびそのポイント ~演習付~ <オンラインセミナー>
~ 伝送線路と反射係数、2ポート回路網、スミスチャートの活用法・測定に必須のSパラメータ、高周波回路の解析・設計法、シミュレータの活用法 ~
・シミュレータのデモやスミスチャート活用の演習、受動回路の具体的な設計例を通して修得し、高周波回路の設計に活かすための講座!
・高周波回路技術で必要な伝送線路理論やSパラメータやスミスチャート活用法を修得し、電子回路、アンテナやワイヤレス機器の回路設計に活かそう!
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講師の言葉
あらゆるモノがインターネットを介して接続されるIoT時代の到来、高速、大容量、低遅延、多接続を可能とする次世代通信システム(5G)など無線情報通信技術の進歩は目覚ましく、これらのシステムを支える高周波技術は重要と考えられる。
本講座では、高周波回路技術の基本となる伝送線路理論からスタートし、反射係数/透過係数、入力インピーダンス、整合回路、また、回路設計等でよく利用されるスミスチャートについて演習も交えて説明する。また、具体的な回路設計のための基礎知識として、2ポート回路網の各種行列の定義とその利用法についても解説する。更に、高周波回路の特性、また測定にも利用されるSパラメータ(散乱パラメータ)についてその物理的意味と性質(相反性、ユニタリ性など)について詳細に解説する。
ここまでで得られた知識を元に、具体的な高周波回路としていくつかの受動回路を例に取り上げ、その解析・設計法についても紹介する。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年10月18日(火) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・高周波回路設計や計測に携わる技術者の方
・高周波について基礎から学びたい技術者の方、これから高周波を扱う技術者の方
(基板回路、アンテナ、端末、ワイヤレス機器、車載機器など) |
予備知識 |
・大学初年度程度の電気回路の基礎知識および関連する電気数学知識(複素数、三角関数、行列) |
修得知識 |
・伝送線路理論の基礎
・集中定数素子や伝送線路を用いた簡単な高周波回路の解析・設計法 |
プログラム |
1.伝送線路と反射係数:高周波回路技術の基礎
(1).伝送線路の基本式と物理現象
a.伝送線路の上の電圧、電流
b.伝搬定数と特性インピーダンス
(2).反射係数と入力インピーダンス
a.反射係数/透過係数
b.定在波
c.入力インピーダンス
d.整合回路
・1/4波長整合、スタブ整合
(3).スミスチャートの活用
a.スミスチャートとは
b.インピーダンスチャート
c.アドミタンスチャート
d.インピーダンスチャートを使った設計
2.Nポート回路網と各種行列:回路設計のための基礎知識
(1).2ポート回路網の各種行列
a.インピーダンス行列
b.アドミタンス行列
c.F行列
(2).S行列(散乱パラメータ)
a.Sパラメータの定義
b.Sパラメータの物理的意味
c.相反性
d.無損失回路のユニタリ性
e.参照面の移動:回路の測定・解析
3.高周波回路の設計
(1).高周波回路の紹介
a.能動回路
b.受動回路
c.ノイズについて
(2).受動回路素子の設計
a.集中定数素子を用いた設計
b.伝送線路(分布定数線路)を用いた設計
(3).回路シミュレータ、電磁界シミュレータを使った実演
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キーワード |
反射係数 入力インピーダンス アドミタンス行列 アドミタンス行列 F行列 スミスチャート 高周波回路 受動回路素子 集中定数素子 伝送線路 分布定数線路 ノイズ |
タグ |
回路設計、基板・LSI設計 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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