電気自動車(テスラモデル3)やマイルドハイブリッド車の電源技術とスイッチング電源設計のポイント ~デモ付~ <オンラインセミナー>

~ スイッチング電源設計の注意点と部品の損失式、多相式カップルドインダクタコンバータの作製デモと波形確認、シミュレータ上での特性評価 ~

・テスラモデル3やマイルドハイブリッド車の電源を題材として、重要な技術要素であるスイッチング電源技術を修得するための講座

・貴重でなかなか見る機会のない電気自動車用電源や車載充電器の分解調査を通して、スイッチング電源の振る舞いと設計のポイントが修得できる特別セミナー!

・高速スイッチング電源シミュレータ(Scideam)によるデモと損失解析により具体的に理解ができます

オンラインセミナーの詳細はこちら:

https://www.j-techno.co.jp/オンラインセミナーのご案内/

・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

 100年に一度のEV革命。ビジネスチャンスをつかむために、自動車メーカーや電子部品メーカーの技術者は何を学んでおくべきでしょうか?EV戦国時代を勝ち抜くことができる電気自動車を実現するには、重要な技術要素であるスイッチング電源の知識を深めておくことが重要です。
 本セミナーは、スイッチング電源入門者のスキルアップを目的とし、今話題の、テスラモデル3の車載充電器やマイルドハイブリッドカー用48V/12V電源を題材として、これらの電源の分解調査や、国産の高速スイッチング電源シミュレータ(Scideam)によるデモンストレーションを実施しながら、これらの自動車用電源の動作、ならびに、各電子部品の寄生成分によって生じる理想的ではない振る舞いや電力損失について、わかりやすく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年08月29日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子部品、電装品メーカーの技術者の方
・自動車メーカーの技術者の方
・電源メーカーの若手技術者の方
予備知識 ・電気回路、電子回路、電気磁気学を学んだことがあれば理解が深まります
修得知識 ・自動車用電源や48V配電システムの動向を知ることができる
・テスラモデル3やマイルドハイブリッド車用DC-DCコンバータの分解調査結果や動作を知ることができる
・スイッチング電源の基本的な動作を理解できる
・スイッチング電源に用いられている電子部品の理想的ではない振る舞いを理解できる
・電子部品によって発生する電力損失の式を知ることができる
・高速で電力損失まで解析できるスイッチング電源シミュレータの使い方を知ることができる
プログラム

1.直流(エジソン)VS交流(テスラ)から100年。直流48Vが世界を変える
  :48V電源の動向と48V/12V電源の構造 
  (1).各用途における48V電源の動向
    a.データセンターにおける48V配電の動向
    b.屋内における48V配電(Panasonicとの共同研究成果を含む)
    c.自動車における48V配電(ロームとの共同研究成果を含む)
    d.車載太陽光発電システムにおける48V配電(日産自動車との共同研究成果を含む)
  (2).マイルドハイブリッドカー用48V/12V電源の分解調査
    a.新旧48V/12V電源の構造
    b.新旧48V/12V電源の回路構成
    c.新旧48V/12V電源に用いられている部品と回路パラメータ
    d.新旧48V/12V電源に用いられているカップルドインダクタの構造
 
2.スイッチング電源設計の注意点と部品の損失式
  (1).パワーデバイスによる損失
    a.導通損失
    b.駆動損失
    c.ターンオン/オフ損失
  (2).受動部品による損失
    a.ヒステリシス損
    b.渦電流損
    c.銅損・交流抵抗
    d.各種コンデンサによる損失

3.高速電源回路シミュレータ(Scideam)を使って48V/12V電源を解剖する
  (1).48V/12V電源のシミュレータ上での作製デモ
    a.降圧形コンバータの作製デモと波形確認
    b.多相式コンバータの作製デモと波形確認
  (2).多相式カップルドインダクタコンバータの作製デモと波形確認
    a.48V/12V電源のシミュレータ上での特性評価
    b.部品のパラメータ入力
    c.各部品の損失分布

4.電気自動車用電源とテスラモーターズ モデル3の車載充電器の分解調査
  (1).電気自動車用電源の動向
    a.車載普通充電器
    b.車載補器用電源
    c.その他
  (2).テスラモーターズ モデル3の車載充電器の分解調査
    a.車載充電器の構造
    b.車載充電器の回路構成
    c.車載充電器に用いられている部品と回路パラメータ
    d.車載充電器に用いられているトランスの構造

5.高速電源回路シミュレータ(Scideam)を使ってテスラモデル3の車載充電器を解剖する
  (1).車載充電器のシミュレータ上での作製デモ
    a.車載充電器の作製デモ
    b.車載充電器の波形確認
  (2).車載充電器のシミュレータ上での特性評価
    a.車載充電器の部品のパラメータ入力
    b.各部品の損失分布

キーワード 直流48V マイルドハイブリッドカー 48V/12V電源 回路パラメータ カップルドインダクタ パワーデバイス 受動部品 多相式カップルドインダクタコンバータ 車載充電器
タグ シミュレーション・解析パワーデバイス回路設計自動車・輸送機車載機器・部品電気電源・インバータ・コンバータ電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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