アルミニウムの特性と適切な材料・加工法の選定およびそのポイント <オンラインセミナー>

~ アルミニウムの特長と用途例、代表的な用途、使用合金及び加工法、製品設計・製造に於ける材料及び加工法の選定・使用上のポイント ~

・脱炭素・脱プラスチック社会に対して最適で不可欠な材料であるアルミニウムの最適な加工法を修得する講座

・一段と需要が増加するアルミニウムの諸特性(物理的、機械的、腐食性等)並びに加工法(成形、接合、表面処理、機械加工等)を正しく理解し、製品の設計開発、製造に応用しよう!

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講師の言葉

 アルミニウムは鉄に次ぐ第2位の金属基礎素材であり、軽くて耐食性が良い、リサイクルが容易など優れた特性を持ち、また量的にも豊富にあります。従って鍋釜、缶(ビールやコーヒー等)などの日用品から新幹線・航空機・ロケット、半導体製造装置といった最先端技術分野まで殆どあらゆる分野で使用されています。このような実績からアルミニウムは現在強く要望されている脱炭素・脱プラスチック社会に対して最適で不可欠な材料と仁しくされていいます。そして今後、その用途は燃料/電気自動車、宇宙開発、ロボット、医療・介護などの新しい分野に広がり、需要量も益々増加していくことが予測されています。それに的確に対応していくためには競合材料の鉄やプラスチックなどと比較してアルミニウムの諸特性(物理的、機械的、腐食性等)並びに加工法(成形、接合、表面処理、機械加工等)を正しく理解し、それを製品の開発、設計及び製造に応用することが不可欠です。そのためには、今までの成功や失敗の事例を将来に生かさすことも重要なので、そのようなことも示しながら講義いたします。

本講座の申し込み受付は終了いたしました

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年08月19日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・アルミニウム製品の開発、設計および製造の各担当者また営業部門の方にも有効です
・金属加工、燃料/電気自動車、ロボット、新幹線・航空機・ロケット、半導体製造装置、医療・介護ほか関連企業の技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません。アルミニウムの基礎知識がない方にも判りやすく講義します
・金属(鉄等)の知識があれば講義が理解しやすいです
修得知識 ・アルミニウム製品の開発・研究、設計或は製造において必要な基礎から応用までの知識が習得できる
プログラム

1. アルミニウム産業の現状
  (1).我が国におけるアルミニウム産業の発展
  (2).工業資材の中でのアルミニウム産業の位置づけ
  (3).アルミニウムの歴史

2.アルミニウムの特長と用途例
  (1).軽量/強度
  (2).耐食性
  (3).表面処理性(陽極酸化処理性)
  (4).素材製造性
  (5).電気・熱特性
  (6).鋳造性(ダイカスト性)
  (7).反射特性
  (8).低温特性
  (9).非磁性 
 (10).真空特性/低放射化特性
 (11).毒性
 (12).リサイクル性

3.アルミニウム素材の製造法及び材質表示法
  (1).地金製造
  (2).圧延
  (3).押出
  (4).鍛造
  (5).鋳物・ダイカスト
  (6).強度調整法(焼入れ・時効)
  (7).材質表示法(展伸材、鋳造品)

4.アルミニウム合金の諸特性
  (1).物理的性質
    a.弾性係数
    b.電気及び熱電伝導性
    c.比重
    d.溶融温度
  (2). 機械的性質
    a.引張特性
    b.高温・低温特性と靭性
    c.疲労特性(残留応力の影響等) 
    d.新素材
  (3).化学的性質(耐食性)
    a.一般腐食
    b.応力腐食割れ
    c.電食(異種金属との接触)
    d.防食

5.アルミニウム合金の加工技術
  (1).成形加工
  (2).溶接・ロウ付け
  (3).表面処理(アルマイト等)
  (4).機械加工

6.代表的な用途、使用合金及び加工法
  (1).自動車
  (2).飲料缶
  (3).鉄道車両
  (4).航空機
  (5).コンピュータ・メモリー・ディスク
  (6).電解コンデンサー及びリチウムイオン電池
  (7).その他

7.製品設計・製造に於ける材料及び加工法の選定・使用上のポイント
  (1).アルミニウム材料・加工法の選定指針(鉄との比較)
  (2).多機能化への対応法
  (3).コストダウンへの対応法
  (4).残留応力への配慮(寸法精度・変形、疲労強度、応力腐食割れ)
  (5).問題事例とその対応

8.アルミニウムと地球環境問題と脱炭素問題
  (1).炭酸化ガス排出量(需要分野別、国別)
  (2).アルミ及び鉄製造の炭酸ガス排出比較
  (3).脱炭素(炭酸ガス排出規制)に対するアルミニウムの役割

キーワード アルミニウム 耐食性 陽極酸化処理性 真空特性 低放射化特性 鋳造性 圧延 押出 残留応力 応力腐食割れ 電食 アルマイト 多機能化 疲労強度
タグ 金属金属加工金属材料成形加工疲労腐食・防食
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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