設計プロセスの標準化・形式知化と設計手順書の活用ポイント <オンラインセミナー>
~ 競争力を強化するECMの革新と標準化、暗黙知を形式知化する情報整理手法、製品企画・基本設計・詳細設計の情報と整備手順、設計手順書のDRへの活用と更新によるプロセス改善 ~
・設計標準や設計手順書の作成および更新を効果的に実施し、暗黙知の形式知化や設計効率向上に活かすための講座!
・効果的な設計情報・設計手順の管理方法を修得し、設計プロセスの標準化や設計手順の形式知化に活かし、製品開発力を高めよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
我が国の製造業はイノベーションを生み出す力を失っているばかりではなく、製品のQCD確保さえままならない現状があります。西欧の製品を見よう見まねで作ってきた我が国製造業の製品開発プロセスは、そのほとんどが詳細設計以降の流用設計を中心としています。そして多くの設計手順が暗黙知となっています。設計の現場ではお客様の新たな要求に応えるべく、日々時間に追われた設計変更作業が続けられています。しかし、作業の内容を考えるとほとんどがルーティンワークではないでしょうか。先進国の中で最も低い生産性や低い利益率の原因は、このような製品開発プロセスに大きな原因があります。さらにその根源が製品企画や製品設計にあることが理解されていません。
お客様のニーズを分析し、製品の機能を考え、その設計パラメータを決めて、製品の機能構成から企画し、基本設計・詳細設計へと展開し、その設計結果がお客様のニーズと一致するかを検証する流れを明確に定義した製品開発プロセスを標準として確立する考え方を学んでいただきます。
設計標準化や設計手順書は一度作ればそれで終わりではなく、常に更新して新たな知見を盛り込んでいく事によって製品開発力を高めることが求められています。設計者の方にとっては、これまでの業務がよりスムーズに実施でき、新たな製品や技術への挑戦が可能になると考えます。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年07月13日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・製造業で製品企画・設計、製造工程設計等に係る管理者と実務者の方
・自動車部品、機械部品、電子機器、工作機械、重機、輸送機など
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予備知識 |
・担当する製品の設計手順や設計情報とその管理方法を調べて聞いていただくと理解が進むと思います |
修得知識 |
・製品開発プロセスとそこで検討すべき業務
・製品開発プロセスの各段階で扱うべき情報とその管理方法
・設計手順の暗黙知を形式知化する方法 |
プログラム |
1.製造業の競争力を強化するECMの革新と標準化
(1).製品と設計プロセスの現状を確認
a.製造業の現状と課題
b.製品ライフサイクルにおける製品革新を実現
(2).製品と設計プロセスの標準化
a.製品のアーキテクチャーを見える化
b.ECMの各工程の定義と工程間の関係を定義
2.製品開発プロセスの情報と業務の標準化
(1).情報の流れや工程を整流化する手法
a.暗黙知を形式知化する情報整理の手法
b.DSMによる整理とフローチャート作成
c.設計手順書の目的と形式
(2).ECMの各工程の情報と展開手順
a.製品開発で展開する情報の体系
b.製品企画の情報と整備手順
c.基本設計の情報と整備手順【事例】
d.詳細設計の情報と整備手順
3.設計標準の見直しと活用
(1).機能を実現する方式、機構、構造の学習
(2).設計手順書のDRへの活用と更新
・標準化された設計手順が活用されているかを確認すると同時に、設計標準化の浸透と設計項目の見直しや改善を推進する
(3).新人への技術伝承と用語の整備
事例として提示予定です
ECM:エンジニアリングチェーンマネジメント
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キーワード |
ECM 暗黙知 形式知化 基本設計 詳細設計 設計手順書 システムズエンジニアリング |
タグ |
設計・製図・CAD |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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