心地よい車内音環境の構築法と生体情報フィードバックによる乗り心地制御と改善策 <オンラインセミナー>
~自動車が心理的に影響を与える要因、乗り心地曲線の読み方、人体システムの基礎事項、生体情報のセンシングとモニタリング、車内騒音制御対策、乗員の状態に合わせたアクティブ制御 ~
・生体計測工学・心理工学における原理原則に基づき、生体計測を利用した魅力的な製品開発、技術開発に応用するための講座
・心地よい車内音環境の構築技術や「振動制御」による乗り心地の改善技術を修得し、付加価値の高い製品開発に応用しよう!
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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
講師の言葉
本セミナーでは、心地よい車内音環境の構築法および生体情報フィードバックによる振動の乗り心地制御と改善策に関して、最新の具体例を多く取り入れながら、分かり易く説明いたします。なお、生体情報を取り扱う上での基礎事項は、これらの構築に必要な核心となる内容に関してのみ説明をいたします。実用上問題のない範囲で、実際に使っていく最低限の内容に絞って展開をしたいと思います。そして、これらの基本的な知識を使って、未知の技術開発にどのように対処していくのかについて考察していくことを主眼としてまいります。
講師のこれまでの経験をもとに境界領域であるこのような技術開発にどのように向き合えばよいのか?ということをテーマに、自動車の音環境と振動環境に関する事項を具体例として、セミナーを展開したいと思います。なお、ここでの開発事例を生かせば、他の生体計測を利用した製品開発まで応用することは可能です。ぜひ、生体情報を生かすきっかけになるようにしていただければと思います。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年05月27日(金) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・自動車における生体計測・心理工学を利用した技術開発、アプリケーション開発を行いたい方
・自動車という窓を通して、技術開発全般において生体計測工学・心理工学を使いこなす方法を学んでみたいと思う方 |
予備知識 |
・予備知識は不要ですが、簡単な制御の知識があるとより理解が深まると思います |
修得知識 |
・生体計測工学・心理工学における原理原則に基づき魅力的な技術開発を行うことができるようになる |
プログラム |
1.従来の自動車の乗り心地について考える ~振動と騒音~
(1).従来の自動車が心理的に影響を与える要因① 振動
(2).従来の自動車が心理的に影響を与える要因② 車内騒音
(3).乗り心地曲線の読み方
(4).車内騒音とラウドネス曲線
2.人体システムの基礎事項
(1).ストレスとは何か
(2).自律神経系の活動と心拍変動
(3).流量可変式ポンプである心臓の変動
(4).音を聴くということ ~耳から脳へ~
(5).脳波と脳血流について
3.生体情報のセンシングとモニタリング
(1).人間の活動を支える電気信号① 心電図と心拍変動
(2).人間の活動を支える電気信号② 脳波
(3).脳を巡る血液 NIRS
(4).唾液アミラーゼ
(5).質問紙法
4.次世代車両における心地よい車内音環境の構築法
(1).次世代車両搭載用の新たな車内騒音制御対策
(2).小型なアクチュエータの壁面振動を利用した低周波騒音制御技術
(3).音の重ね合わせによるマスキング
(4).心地よい車内音環境の構築 (音楽に含まれる1/fゆらぎ)
5.生体情報フィードバックによる振動の乗り心地制御と改善策
(1).自動車の乗り心地と振動が与える心理的影響
(2).乗員の状態に合わせたアクティブ制御
(3).リアルタイムに人の状態を把握する
(4).生体情報計測をフィードバックした振動制御による乗り心地の改善
(5).心理状態の評価から情動の解析へ
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キーワード |
乗り心地 振動 車内騒音 ラウドネス曲線 ストレス 生体情報 心電図 脳波 1/fゆらぎ アクティブ制御 |
タグ |
アクチュエータ、シミュレーション・解析、感性・脳科学・認知工学、生理・官能検査、生体工学、人間工学、自動車・輸送機、車載機器・部品、振動・騒音、制御 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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