高分子材料の構造解析・物性評価の基礎と高強度・強靭化手法およびその応用 <オンラインセミナー>
~ 高分子材料の構造と基本的な物性、自己修復性材料・環動高分子材料の力学的特性・強度評価とその応用、自己補強効果による強靭性・復元性両立の実現 ~
・基本的な高分子材料(ゴム・ゲルなど)の構造解析と物性評価および高強度化・強靭化手法を修得し、新規材料・製品開発に活用するための講座
・高分子材料を構成する架橋構造を解析・制御することで、自己修復性・高強度性・自己補強効果を保有する材料を開発し、製品の高寿命化に活かそう!
・可逆な伸長誘起結晶化により、世界で初めて高分子ゲルの強靭性と復元性を両立させた新規強靭化手法を修得し、高性能ゲルを応用展開しよう!
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講師の言葉
高分子ゲル・ゴムなどのエラストマー材料は、高分子鎖が架橋された網目構造を有している。高分子架橋材料の力学物性は網目構造に支配されており、架橋構造を制御することで弾性率や強靭性を制御することが可能である。
本講演では、高分子架橋材料の架橋構造を分類し、架橋網目構造の解析手法、特に散乱法を用いた構造解析について解説する。また、高分子架橋材料の架橋網目構造と力学物性(弾性率、強靭性)との相関についても説明する。
さらに、近年の動向として、可逆架橋や環動架橋といった動的架橋の導入がエラストマー材料の高強度化において有効であることに着目し、動的架橋のダイナミクスと力学・破壊物性の相関について解説する。
最後に、可逆な伸長誘起結晶化による自己補強効果という新規強靭化手法も説明し、従来の高強度ゲルでは相反関係にあった強靭性と復元性の両立に世界で初めて成功した事例を紹介する。
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年04月27日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 |
・高分子材料開発に携わっている技術者の方
・高分子材料を用いた製品開発に携わっている技術者の方
・高分子材料を扱っていてその特性を学びたい方
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予備知識 |
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします |
修得知識 |
・高分子架橋材料の構造評価手法を習得できる。
・高分子架橋材料の力学物性制御指針を学ぶことができる。
・高分子架橋材料の強靭化手法を学ぶことができる。
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プログラム |
1.高分子材料における架橋構造
(1).架橋とは
(2).高分子架橋材料の弾性の起源
(3).架橋の分類
2.高分子材料の構造と物性
(1).網目構造解析
(2).弾性率
(3).応力歪み特性
(4).強靭性
3.可逆架橋を含む自己修復性材料の力学・破壊物性評価
(1).自己修復性材料とは
(2).高分子材料の強靭化
(3).可逆架橋点のダイナミクスと力学物性評価
(4).可逆架橋点のダイナミクスと破壊靭性評価
4.環動高分子材料の力学・破壊物性評価
(1).環動高分子材料とは
(2).環動架橋点のダイナミクスと力学物性評価
(3).環動架橋点のダイナミクスと破壊靭性評価
5.伸長誘起結晶化による自己補強効果
(1).高分子ゲルにおける可逆な伸長誘起結晶化の発見
(2).伸長誘起結晶化による自己補強効果:強靭性と復元性の両立
6.高強度高分子材料が拓く未来
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キーワード |
材料力学 高分子材料 ゲル ゴム エラストマー材料 弾性率 強靭性 高強度 復元性 力学物性 破壊靭性 伸長誘起結晶化 自己補強効果
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タグ |
ゲル・スラリー、ゴム、プラスチック、化学、化学工学、化学物質、高分子、材料、樹脂・フィルム |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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