三次元計測技術の基礎と高速高精度化および三次元CADデータへの効果的な活用法<オンラインセミナー>

~ 三次元形状計測の基礎、形状・変形形状測定、非接触測定器の種類と特徴、3次元CADデータと非接触測定点群データの活用と今後 ~

・三次元計測の基礎から三次元設計CADデータへの活用方法までを修得するための講座
・三次元計測における製品検査を高速化するための技術からリバースエンジニアリングまでを
 修得し、製品開発や工数削減に応用しよう!

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・WEB会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。

講師の言葉

(第一部)
 生産ライン上で流れる製品の寸法検査を非接触で高速に行いたい、運動する人体の形状を計測したいなど3次元形状の計測に対する要求を
満足させるためには高速高精度な3次元形状計測法が必要である。現状の多くの3次元形状計測法は、これらの要求を満足できていない。
 本講義では、光学と画像処理を利用した3次元形状計測法について、従来法と最新の方法を紹介し、上記要求を満たす計測法について講義する。
(第二部)
 家電の樹脂成形品、自動車鋳鍛造成形品、プレス成形品などの工業製品の製作では、短納期が必須とされています。
ただし、短納期を実現しても製品品質は保証しなければなりません。工業製品の検査工程における短納期と品質保証の両方を実現する方法として、高精度化したCCDカメラ方式やレーザー方式、産業用CTスキャナなどの非接触測定機と3次元設計CADデータを利用することにより、従来の検査手法とは全く異な圧倒的に効率化された製品検査の方法を紹介します。また、非接触測定点群データや解析データを利用し、金型CADデータや製品CADデータ、見込み形状を作成するリバースエンジニアリングも紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年05月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・形状計測、変形計測、振動計測に関わる設計者の方
・測定したデータから3DCADデータへの活用を検討されている方
・金型の試作・製作に携わっている方
・品質保証や改善を考えている方
・自動車、家電、航空、電気電子その他関連企業の方
予備知識 ・画像処理、フーリエ変換の知識
修得知識 ・3次元形状計測装置の選択、導入、開発、設計ができるようになる
・非接触測定データにおける、検査やリバースエンジニアリングへ応用できる
プログラム

第一部 高精度な3次元計測の基礎とその応用・例
1.3次元形状計測の基礎
  (1).三角測量の原理
  (2).格子投影法による形状計測
  (3).モアレ法による形状計測
  (4).位相解析法による高精度計測
    a.位相シフト法
    b.フーリエ変換法
    c.サンプリングモアレ法
    d.OPPA法
  (5).全空間テーブル化手法による高速高精度計測

2.形状・変形計測装置
  (1).位相シフト法を用いた安価な3Dカメラ
  (2).光源切替位相シフト法を用いた高速4Dカメラ
  (3).光源切替位相シフトシャドーモアレ法を用いた高精度4Dカメラ
  (4).サンプリングモアレ法を用いた変形計測(変位・ひずみ計測)
  (5).OPPA法を用いた高速高精度4Dカメラ(運動体の計測)
  (6).OPPA法を用いた光学式振動モード測定装置(超高速形状計測と周波数解析)

3.形状・変形計測例
  (1).3D形状計測
  (2).4D形状計測(3Dの時間変化を計測)
    a.人体運動計測
    b.運動する人体の3次元形状計測(モーションキャプチャー)
    c.ベルトコンベア上の部品のピッキング(ロボットの目)

4.振動計測例
  (1).膜面の振動計測
  (2).振動変位分布計測、振動モード計測(面内振動と面外振動)
  (3).自動車エンジンとボディの振動解析
  (4).洗濯機の振動解析
  (5).音叉の振動解析

第二部 非接触3次元計測の基礎とリバースエンジニアリングへの応用
1.非接触測定機の種類と長所と短所
  (1).接触測定機から非接触測定機へ
    a.非接触測定機の種類と計測の仕組み
    b.非接触式測定機の分類
    c.非接触式測定機の原理
    d.非接触測定機の長所と短所

2.3次元CADデータと非接触測定点群データの活用
  (1).検査技術
    a.非接触測定データを利用した検査のメリット
     ・従来の検査における問題点
     ・周辺環境の変化
    b.検査機能
     ・位置合わせ CADデータと測定データの位置合わせ
     ・形状・寸法検査と誤差検証
     ・形状の誤差検証
    c.活用例
     ・金型の不具合と対策
     ・使用時を考慮した判定
     ・部分組み付け後の変形・位置ずれ検査
     ・検査工数の短縮と3次元CADデータの有効活用
  (2).リバースエンジニアリング
    a.概要
     ・リバースエンジニアリング手法の比較
     ・手法別活用メリット
     ・基本的な処理
    b. 機能
     ・ポリゴン作成と編集
     ・パッチ作成(全体リバース)
     ・部分リバース・曲面最適化
    c. 活用例とその効果
     ・3次元データの活用
     ・金型仕上げ形状
     ・データからCADデータ作成

3.非接触測定検査の今後
  (1).自動処理
    a.自動測定
    b.自動検査

キーワード 非接触測定器 三次元測定器 3DCAD CADデータ 設計 生産設備 検査 工数削減 リバースエンジニアリング 非接触測定検査 形状検証 位相解析法 モアレ法 OPPA 生産技術 生技
タグ 画像画像認識設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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