金属腐食のメカニズムと効果的な防食技術 <オンラインセミナ->

~ 金属の腐食形態、局部腐食の種類とメカニズム、耐食性評価方法、腐食予防技術 ~

・金属腐食の基礎から防食技術までを修得し、腐食形態に合わせた適切な腐食予防技術に活かすための講座!

・腐食発生のメカニズムや腐食試験方法、防食技術を修得し、表面処理、材料選定、防食設計による効果的な腐食予防に活かそう!

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講師の言葉

 金属製品が時間の経過とともに腐食して元の安定な化合物(酸化物や金属塩類など)に戻るのは全く自然な現象です。しかし、突発的な損傷を避けて高い信頼性を発揮させるためには、設計、製造およびメンテナンスにおいて、腐食予防策を確立しなければなりません。

 本セミナ-では、初心者向けに、金属腐食の基礎となる発生と進展のメカニズムを説明し、事例を紹介しながら、耐食性評価方法と腐食予防策の考え方を解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年06月20日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車部品、機械部品、設備、構造物、他関連部門の技術者の方
予備知識 ・理系大学教養程度の物理、化学
・金属材料の基礎知識
修得知識 ・金属材料の腐食の基礎(腐食の分類、乾食と湿食の違い、全面腐食と局部腐食の違い)
・腐食の発生メカニズムと予防策(発錆、粒界腐食、孔食すきま腐食、応力腐食、水素脆性、ガルバニック腐食など)
・腐食の原因調査と評価試験(原因調査の流れと手法、腐食試験方法)
・腐食の予防技術(被覆防食、耐食材料、環境制御など)
プログラム

1.金属腐食のメカニズム

  (1).金属の腐食形態(乾食と湿食、全面腐食と局部腐食)

  (2).乾食と湿食のメカニズム

    a.乾食の反応(エリンガム図、ワグナ-理論)

    b.湿食の反応(電位-pH図、反応速度と分極曲線、不動態、局部腐食)

    c.各種金属の腐食特性(鋼、アルミ、銅、ステンレス、チタン、乾食と湿食)

  (3).局部腐食の種類とメカニズム

    a.粒界腐食

    b.孔食・すきま腐食

    c.応力腐食割れ・水素脆性

    d.ガルバニック腐食(異種金属接触腐食)

    e.大気腐食

 

2.耐食性評価方法

  (1).金属腐食の評価

    a.形態観察

    b.腐食生成物分析

    c.破面解析

  (2).腐食試験

    a.腐食試験の目的と試験方法の選定

    b.腐食試験の種類

 

3.腐食予防技術

  (1).耐食材料

    a.被覆防食・表面処理

    b.耐食鋼・ステンレス鋼

    c.非鉄合金

  (2).環境制御

    a.温度

    b.化学成分

    c.流速など

  (3).その他

    a.応力軽減

    b.電気防食

    c.防食設計・異種金属組合

キーワード 乾食 湿食 局部腐食 粒界腐食 孔食・すきま腐食 応力腐食割れ ガルバニック腐食 腐食試験 耐食材料 環境制御
タグ 表面改質表面処理・めっき腐食・防食
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
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