制御系設計に活かすためのレトロフィット制御の基礎と分散システムへの応用 ~デモ付~ <オンラインセミナー>
~ システムの安定性の判別法、制御系設計法と分散制御の基礎、データに基づく適応型レトロフィット制御と応用 ~
・システムの部分的な情報のみを用いて制御系設計を行うことができる新しい分散制御技術を先取りし、分散システムの制御性能と安定性向上に活かすための講座
・システムの部分的な情報のみを用いて、システム全体の安定性を向上させることができるレトロフィット制御技術を基礎から修得し、高性能なシステム開発に開発に応用しよう!
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講師の言葉
近年、複数の主体によって管理されるサブシステムが相互に接続されたネットワークシステムの分散制御に注目が集まっています。特に、自らのサブシステム以外について知識を持たない場合、自らのサブシステムの情報、すなわち、システムの部分的な情報のみを用いて制御系の設計を行う必要があります。このような制御系の設計法として、レトロフィット制御理論が提案されています。レトロフィット制御理論を用いれば、システムの部分的な情報のみを用いて、システム全体の安定性を向上することができます。この性質を用いると、データに基づく不正確なモデルを用いる場合などでも安定性を保証することができ、安全に制御を行うことができます。
本講演では、レトロフィット制御理論を理解するための背景知識からスタートし、レトロフィット制御理論を平易に解説します。また、デモを通じてその適用法のイメージをつかんでいただきます。
本講座の申し込み受付は終了いたしました
セミナー詳細
開催日時 |
- 2022年03月16日(水) 10:30 ~ 17:30
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開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 |
・制御系設計を担当する研究者や技術者の方
・機械、工作機、ネットワーク機器、スマートグリッド、太陽発電、エネルギーほか関連企業の技術者 |
予備知識 |
・線形代数などの大学基礎レベルの数学の知識があると理解しやすい |
修得知識 |
・制御系設計法の基礎からレトロフィット制御理論の基礎と応用まで |
プログラム |
1.制御工学の基礎
(1). システムの表現
a.伝達関数モデル
b.状態空間モデル
(2).システムの安定性
a.システムの安定性の判別法
(3).制御系設計法の基礎
a.極配置法
b.最適制御
2.分散制御の基礎
(1).分散制御の経緯
a.集中と分散
b.設計の集中性と運用の集中性
c.主な分散制御手法
(2).受動性に基づく分散制御系設計
a.動的システムの受動性とは
b. 凸最適化と受動性の関係
c.受動性に基づく分散最適化アルゴリズム
3.レトロフィット制御の基礎と応用
(1).レトロフィット制御の問題設定
(2).レトロフィット制御の解
(3).データに基づく適応型レトロフィット制御
a.環境の近似モデルを用いたレトロフィット制御
b.強化学習に基づくレトロフィット制御
(4)レトロフィット制御のデモ
a.簡単な例題に対する適用例
b.電力システムに対する適用例
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キーワード |
レトロフィット制御 制御工学 システムの安定性 制御系設計法 極配置法 最適制御 分散制御 凸最適化 分散最適化アルゴリズム 強化学習 |
タグ |
エネルギー、エネルギーマネジメントシステム、スマートグリッド、スマートメータ、系統連系、自然エネルギー、省エネ、制御、太陽電池、蓄電、電気、電源・インバータ・コンバータ、発電 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
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会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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