～ コンデンサのトラブル未然防止法、部品調達時の具体的なチェック方法、コンデンサの耐用寿命を評価技術 ～
・各種コンデンサの特徴と耐用寿命評価法を修得し、発火や短寿命によるトラブル未然防止に活かすための講座！
・コンデンサの耐寿命・安全性確保と寿命予測のポイントを修得し、電子部品の起因によるトラブル防止に活かそう！
・ＷＥＢ会議システムの使い方がご不明の方は弊社でご説明いたしますのでお気軽にご相談ください。
コンデンサの基礎と信頼性評価・寿命予測と市場トラブルの未然防止策 ＜オンラインセミナー＞
講師の言葉
電子回路製品を低コストで製造するためには、価格の安い電子部品（例えば海外の電子部品）を使用する必要があります。ところが、部品の選び方を間違うと大きなトラブルを引き起こす可能性があり、過去にはパソコンのマザーボードが使用1年程度で故障した短寿命問題や、電子機器の使用中に発火・発煙するなど多くの電子部品の起因によるトラブルが発生しています。
このトラブルの電子部品の種類を調べてみると多くが、コンデンサが原因で生じたものでした。そこで今回、コンデンサの評価の仕方、特にどのくらい使用したら、どのくらいの確率で故障が起こるのかをコンデンサの故障メカニズム毎に詳細に解説します。更に発火・発煙レベルを把握する方法についても解説します。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | オンラインセミナー |
| カテゴリー | オンラインセミナー、電気・機械・メカトロ・設備、品質・生産管理・ コスト・安全 |
| 受講対象者 |
・自動車部品、電子機器、電子部品、産業機械、ロボット、医療機器、および関連企業の方 ・回路設計、電気設計、システム設計、生産技術、品質管理、調達、信頼性保証に携わる方 |
| 予備知識 |
・高卒程度の電気知識 ・統計の知識があると、理解が早い |
| 修得知識 |
・各種コンデンサの特徴及び故障に至るストレスやプロセスを理解し、市場でコンデンサの耐用寿命・安全性を確保するために、部品調達時のチェック方法や寿命予測法などを習得できます |
| プログラム |
１．過去のコンデンサ起因によるリコールトラブルの事例 （１）．電子機器のリコール問題を取り上げる
２．コンデンサの耐用寿命を評価する具体的な方法 （１）．市場での故障時間分布の考察 ａ．市場での故障発生数と使用時間の関係 ｂ．市場での故障時間分布にワイブル分布を適用 ｃ．試験結果を使い、ワイブル分布を用いた解析 ｄ．目標寿命を検証するための加速試験のサンプルサイズの設定 ｅ．目標寿命をクリアする為のサンプルサイズと試験時間の設定 （２）．耐用寿命を見極める方法 ａ．寿命（劣化速度）とストレスの関係 ｂ．アルミ電解コンデンサの市場での寿命を見極める方法 （周囲の使用温度が寿命に影響するアレニウスモデルを適用） ｃ．加速試験結果から市場故障時間を推定 ｄ．フィルムコンデンサの寿命を見極める方法 （周囲の温度と湿度が寿命に影響する加速モデルを適用） ｅ．AECやJEITA規格にある試験時間とサンプルサイズの推定 （３）．コンデンサの寿命評価の活用 ａ．具体的な方法で寿命をチェックし、目標に達しない部品を変えることで信頼性を高める （４）．フィルムコンデンサの不安全問題に対処する方法
３．市場トラブルから学ぶ対処の方法 （１）．トラブル原因の考察 ａ．アルミ電解コンデンサの短寿命問題に関して ｂ．フィルムコンデンサの発火問題に関して （２）．トラブルの未然防止の方法 ａ．部品調達の基本的な考え方 ｂ．部品メーカーとの連携の仕方 （３）．部品調達時の具体的なチェック方法 ａ．アルミ電解コンデンサに対して ｂ．フィルムコンデンサに対して ｃ．部品調達時のチェックによる無駄な試験時間の短縮 部品の弱点を耐量評価でチェックして、耐量が小さなものは他部品を探すことになり、次のステップの寿命評価までには至らないことになります |
| キーワード | 部品調達 故障時間分布 アルミ電解コンデンサ フィルムコンデンサ AEC JEITA規格 |
| タグ | 信頼性試験・故障解析、回路設計、電子部品 |
| 受講料 |
一般 (1名)：49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込) |
| 会場 |
オンラインセミナー本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
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