ねじ締結体の基礎と疲労破損・ゆるみトラブル防止技術および締結信頼性向上策とそのポイント <オンラインセミナー>

~ ねじの適正締付け力、破面観察(フラクトグラフィ)、ねじのゆるみ防止技術、ゆるみ防止対策 ~

・ねじのサイズに応じた適正締付け力、ねじのゆるみ防止技術を修得し、ゆるまない設計方法に活かすための講座!

・壊れない・ゆるまない「ねじ締結部の適正締付け力」とその管理技術のポイントを修得し、疲労破壊、ゆるみ事故の未然防止対策に活かそう!

 

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講師の言葉

 ねじの疲労破壊とゆるみ事故は古くて新しいテーマです。エジプト時代に考案されたねじは、あまりにも身近な締結技術であることから、技術者や作業者にないがしろにされていることが要因の一つです。

 例えば、六角ボルトM10、強度区分8.8の「適正締付け力」はいくらか?この問いに答えることのできない技術者は、ぜひ本講習会を受講してください。適正締付け力を管理することで、ほとんどのねじの事故を回避することができます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2022年01月25日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー電気・機械・メカトロ・設備品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・車両、工作機械、電子機器、建材、各種構造物関連の設計技術、生産技術、設計技術、製造、信頼性評価に関わる方
・ねじ、ボルトの研究開発や座金、ゆるみ止め用接着剤などの研究開発に関わる方
・ねじ、ボルト製品の材料開発に関わる方
予備知識 ・高校卒程度の数学
修得知識 ・ねじのサイズに応じた適正締付け力を算出できる
・ねじのゆるみを生じさせない設計方法

プログラム

 

1.新聞記事に見るねじの疲労破壊とゆるみ事故

  (1).新聞記事に見るねじの疲労事故

  (2).1975年以降のねじのゆるみ事故事例を分析する

 

2.ねじに作用する外力の大きさを求める

  (1).新しいねじ締結技術の提案

    a.ねじに作用する外力の求め方

    b.ねじの適正締付け力を算定する

  (2).最適なねじの締付け方法

 

3.破壊したねじの破面を調べる

  (1).破面観察(フラクトグラフィ)から破壊原因を特定する

    a.延性破面

    b.疲労破面

    c.脆性破面

  (2).疲労破壊を生じない締付け力とは

    a.応力集中と切欠効果の影響を知る

    b.ねじ谷底に発生する応力の大きさを推定する

    c.疲労限度線図を作成する

 

4.疲労破壊を遅らせる手法の提案(ピッチ修正法)

 

5.ねじのゆるみ防止技術

  (1).ねじのゆるみの諸形態

    a.ナットが戻り回転しないで生じるゆるみ

      ・初期ゆるみ

      ・陥没ゆるみ

      ・微動摩耗

      ・永久変形

      ・過大締付け

      ・熱的原因

    b.ナットが戻り回転して生じるゆるみ

      ・ゆるみはなぜ生じる?

      ・軸直角振動によるゆるみ

      ・軸回り振動によるゆるみ

      ・その他の相対変位によるゆるみ

  (2).ゆるみ防止対策

    a.ほとんどは設計と締付けで対処できる

    b.各種ゆるみ止め部品のゆるみ止め効果を比較

 

6.まとめ

キーワード 疲労破壊 ねじ締結 破面観察 疲労限度線図 ピッチ修正法 ねじゆるみ ゆるみ防止策
タグ トライボロジーねじ疲労機械要素構造物最適化・応力解析精密機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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