粉末冶金・MIMの基礎と高機能化・高強度化技術およびそのポイント <オンラインセミナー>

~ 金属粉の製造方法、組み合わせ焼結による設計の多様化、EVにも使われる新用途、粉末冶金・MIMの工程と高機能・高強度化技術のポイント ~

・粉末冶金・MIMの製法、特徴とメリット、利用分野について修得し、製品開発へ応用するための講座

・粉末冶金とMIM(金属射出成形)の工程や高機能・高強度化技術のポイントを学び、付加価値の高い製品開発へ活かそう!

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講師の言葉

 ものづくりの一つに粉末冶金がある。粉をプレスして焼結炉で焼き固めるわけだが、日本では戦後にスタートした比較的新しい技術であるが、自動車部品業界において大量に利用されている。この理由は、コストが安くて安定した品質の製品が得られるのと、ニアネットシェイプ工法になり材料ロスがほとんど無いためである。
 本講座では、原料粉混合→プレス成形→焼結→後工程を分かりやすく説明すると共に、高機能化・高強度化のために、どのような取組がなされているかを説明する。併せて、時計部品から始まったMIM(金属射出成形)についても説明する。
 最後に競合する他の製法について解説し、双方のメリット・デメリットを説明する。なお、金属積層造形に関しては、競合というよりも、保有する焼結炉を用いて、少量生産も可能となることも説明したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年12月13日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナー加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車及び自動車部品業界の技術者・資材担当者の方
・その他機械(部品)業界の技術者・資材担当者の方
予備知識 ・理系出身の方であれば、特に必要ありません
修得知識 ・粉末冶金・MIMの製法・メリット及び利用分野
・金属積層造形法について取り込むメリット
プログラム

1.金属粉の製造方法
  (1).アトマイズ法
  (2).その他各種製法
    a.粉砕法
    b.電解法
    c.還元法(気相及び液相)
  (3).分級方法
  (4).検査方法

2.粉末冶金の工程と高機能・高強度化技術のポイント
  (1).混合
  (2).成形(プレス)
    a.粉の供給方法
    b.成形品の取り出し方法
    c.シングル段取り替えとは?
  (3).焼結
    a.焼結過程と銅粉の役割
    b.焼結密度を上げるには?
    c.組み合わせ焼結による設計の多様化
  (4).後工程(サイジング、熱処理他)

3.粉末冶金製品の用途
  (1).自動車部品
  (2).OA機器部品
  (3).EVにも使われる新用途
    a.ネオジム磁石(Nd-Fe-B)
    b.圧粉鉄心

4.MIM(金属射出成形)の工程と高機能・高強度化技術のポイント
  (1).混合
  (2).ペレット化
  (3).射出成形
  (4).脱脂及び焼結

5.MIM製品の用途
  (1).自動車部品
  (2).OA機器部品
  (3).医療関連

6.粉末冶金及びMIMとの競合製法
  (1).粉末冶金の競争相手になる技術
    a.切削加工
    b.順送りプレス加工
    c. アルミダイカスト
    d.3Dプリンター(金属積層造形) (特にバインダジェット法)
  (2).MIMの競争相手になる技術
    a.精密鋳造(ロストワックス法)
    b.ファインブランキング法
    c. 3Dプリンター(金属積層造形) (特にFDM法)

キーワード 粉末冶金 MIM 金属射出成形 アトマイズ法 混合 焼結 サイジング 熱処理 順送りプレス加工 アルミダイカスト バインダジェット法 ロストワックス法 ファインブランキング法 FDM法
タグ 金属加工成形加工粉体・微粒子鋳造熱処理粉末治金
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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