GNSS/RTK測位の基礎と高精度測位への実践応用 <オンラインセミナー>

~ GNSSと屋内測位、キャリア位相とその伝搬遅延方程式、RTK測位、地殻変動を踏まえた測位結果の補正、カルマンフィルタを使用した測位、RAIM処理、RTKコンパス ~

・より高精度な位置情報を得るために必要不可欠な技術であるRTK測位について、基礎から応用方法まで理解し、新たなシステムやサービス開発を行うための講座

・「ichimill」「ALES」の開発/運営/R&Dに携わる講師から修得する、GNSS測位技術を用いたサービス展開に繋げるための実践応用特別セミナー!

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講師の言葉

 カーナビやスマホなどで自己位置の座標を得るために衛星測位が広く利用されていますが、より高精度な位置座標を得ることができるRTK測位という手法があります。このRTK測位ですが、近年GNSSデバイスの低価格化や通信キャリアのインフラを活用した補正データサービスがリリースされるなどの環境が揃い、以前に増して手軽に高精度測位を行える時代になりました。
 このRTK測位は、農機や建機の自動運転、ドローン、測量などの分野での活用も進んでおり、IoT技術を活用したシステムやサービスにおいて、高精度な位置情報が要求される場面では必要不可欠な技術になりつつあります。
 新たなシステムやサービスを検討するうえで、RTK測位の性質や特性について十分に理解する必要があります。そのためにはRTK測位の基本的な原理について基礎から抑える必要があります。
 本セミナーでは、GNSSデバイスや衛星測位の原理、RTK測位の実践と応用について、数理学に基づいて解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2021年11月17日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 オンラインセミナー
カテゴリー オンラインセミナーソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・GNSSの原理、GNSSデバイス、RTK測位について、数学を抑えて基礎から理解されたい方
予備知識 ・大学1~2年生レベルの、複素数、線形代数、確率論
修得知識 ・GNSS受信機の内部処理についての知識
・RTKの原理についての知識
プログラム

1.GNSSと屋内測位の基礎
  (1).GNSSの概要
  (2).GPS信号について
  (3).GPS信号の復調
    a.RF部
    b.ベースバンド部
    c.コード位相、ドップラ、キャリア位相
    d.トラッキングループ
    e.信号サーチ
    f.ビットシンク、フレームシンク
  (4).擬似距離とエフェメリス
  (5).コード単独測位
    a.ガウス分布について
    b.屋内測位の説明と測位方法
    c.GNSSの伝播遅延方程式
    d.GNSS測位

2.RTK測位の基礎
  (1).キャリア位相とその伝搬遅延方程式
  (2).キャリア位相の二重差
  (3).RTK測位
    a.位置と整数値バイアスの確率密度関数
    b.整数値バイアスの決定
    c.フィルタを使用した場合の整数値バイアスの決定

3.RTK測位の実践と応用
  (1).地殻変動を踏まえた測位結果の補正
  (2).カルマンフィルタを使用した測位
    a.カルマンフィルタとは
    b.簡単な運動モデル
  (3).RAIM処理について
    a.擬似距離
    b.ドップラ
  (4).RTKコンパス

キーワード GNSS GPS RTK測位 屋内測位 キャリア位相 測位補正 カルマンフィルタ 
RAIM処理 RTKコンパス
タグ 信号処理通信ネットワーク位置情報GNSSGPS
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。
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